
5月8日、嵐の相葉雅紀(34)が主演を務めるドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)の第4話が放送された。主人公の“貴族探偵”を相葉、それに対抗する女探偵・高徳愛香を武井咲(23)が演じているが、二人のラブストーリーを予感させる展開が話題となっているようだ。
第4話では、愛香がパワースポットとして評判の温泉旅館を訪れる。その旅館では「いづな様」という神様を迎えるための儀式が行われていて、参加者たちが続々と集結。その中には貴族探偵の姿もあり、二人は同室に案内されたことをきっかけに、距離を近づけていく。
今回、特に話題となったのは、湯上がりに二人きりで晩酌するシーンだ。愛香が二人きりになったことに困惑を隠さず「あなたは私のこと嫌ってるのかと思ってましたけど」とぼやくと、貴族探偵は「とんでもない、すべての女性を愛するのが貴族のたしなみですよ」と否定。これに愛香は「そんな、愛するとか……」とまんざらでもない様子を見せた。その後も、貴族探偵は愛香を“浴衣美人”と褒めるが、「探偵として無能」と余計なひと言までつけ加えてしまったことで、愛香は「一瞬でも心がグラついた自分を殴ってやりたい」とさめてしまうのだった。
麻耶雄嵩氏による同名ミステリー小説を原作とした『貴族探偵』。骨太の推理ドラマとして人気を集めているが、今回登場した“ラブコメ要素”も視聴者に大ウケだったようだ。ネットには「相葉ちゃんと武井さんのやりとり、悶えるしかない!」「温泉で二人の距離どんどん縮まってたな! この先どういう関係になるんだろ?」と、期待にあふれるファンの声が数多く上がっていた。
「くっつきそうでくっつかない主人公カップルというのは、ドラマでは鉄板ネタです。ラブコメは月9との相性も良いですし、今後の二人の恋の進展に期待しちゃいますね」(テレビ誌ライター)
『貴族探偵』第4話は、視聴率8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2ケタ獲得とはならなかった。今回のラブコメ展開が視聴率にどう影響を与えるのか、15日放送の第5話に注目したいところだ。