日本・中国・韓国・北朝鮮「本当の戦争力」徹底分析

 金正恩の暴走により有事勃発の危機が噂される昨今。“甚大な影響”を受ける周辺国の「戦闘力」をマル秘レポートする!!

「いつ有事となってもおかしくはない。冷戦期でも、ここまで事態が差し迫ったことはなかった。自衛隊では陸海空とも、水面下では“その時”を意識した厳戒態勢が敷かれている」(防衛省関係者)

 極東を“戦雲”が覆っている。中心に座るプレーヤーは、もちろん北朝鮮だ。「米国のトランプ政権は、北朝鮮攻撃の条件を“ICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験の強行”と“地下核実験の強行”に設定していますが、たとえば中距離弾道ミサイルの発射実験を行っても、武力行使に踏み切るかもしれません。北朝鮮の行動ひとつで、戦端が開かれる状況なんです」(全国紙外信部記者)

 北朝鮮はこれまで、ミサイルの発射実験や核実験を、各種国内行事に合わせて行うことが多かった。そのため、4月25日の「朝鮮人民軍創設記念日」に地下核実験が強行され、“紛争勃発のXデー”になるとの観測が流れた。「結局、過去最大規模の火力演習を行うに留めました。これは、北朝鮮としては精いっぱいの“強がり”。国内に向け、面目を保つ必要があったのでしょう」(前同)

 しかし、緊張は継続するといわれている。7月27日には、「祖国解放戦争勝利記念日」があるからだ。「この日は朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた日であり、北朝鮮では“祖国がアメリカ帝国主義に勝利した日”とされているため、米国との現状から鑑みても、この日に行動を起こす可能性は高い」(外務省関係者)

 さらに、8月15日の「祖国解放記念日(光復節)」、9月9日の「建国記念日」、10月10日の「朝鮮労働党創立記念日」と、北朝鮮国内では重要行事が続くため、予断は許されない。「米軍は、アルカイダの首魁だったビン・ラディンの遺体を水葬した原子力空母『カールビンソン』を極東に展開しています。さらに、北の軍事施設を同時多発的に猛撃できる巡航ミサイルを搭載原子力潜水艦も遊弋(ゆうよく)させています。これは分かりやすい“威嚇”です。さらに、トランプ大統領と安倍晋三首相が頻繁に電話会談を行っているのも、“日米で連携はとれている”というメッセージでしょう」(前出の記者)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6