若き美女レーサー高田ひかるが、トランポリンの体幹トレーニングと熱心な練習量で優勝を狙う!の画像
若き美女レーサー高田ひかるが、トランポリンの体幹トレーニングと熱心な練習量で優勝を狙う!の画像

 2016年11月17日、G3オールレディース(ボートレース津)の優勝戦で、ファンの記憶に残る名勝負が演じられた。2013年にデビューした高田ひかる選手が初めて優勝戦に駒を進め、感動的な健闘を見せてくれたのだ。

 レースは、人気を集めているベテランの淺田千亜希選手が1コース、高田選手が3コースから発進。スタートタイミングはほぼ互角で、1周第1ターンマークを回ると、最内を差した高田選手と、イン逃げの淺田選手が並走した。両選手とも相手に食い下がり、2周するまで1着が決まらなかった。

 だが、2周第2ターンマークを2艇が回ったとき、高田選手がバランスを崩し転覆。いかにも残念な結末だが、救助艇に乗って帰ってきた高田選手に、ファンだけでなく、選手仲間やスタッフからも賞賛の拍手が起こったという。

 高田選手とボートレースの出逢いは、小学3年生のとき。父親に、地元のボートレース津に連れて行かれた。するとその日、たまたまレースで転覆事故が起き、それを目のあたりにした彼女は怖がるどころか、その緊張感にひかれ、ボートレースをいっぺんに好きになってしまったというから、頼もしい。

 高校3年生のときに中退し、ボートレーサーの養成所・やまと学校の入試に挑戦するが、3度も不合格。それでも、「あきらめないのが自分の強み」と本人が話しているとおり、4度目にチャレンジし、無事、合格することができた。

 デビューは2013年11月。以降、しばらくはなかなか活躍できなかったが、2016年の後半頃から準優勝戦に進出できるようになり、そして、冒頭で紹介した熱戦で一躍、その名を全国に広めたのである。

 この急成長の陰には、トランポリンなどの体幹トレーニングの導入と熱心な練習があったというが、今も続く努力の日々がきっと、高田選手のもとに初優勝の美酒を届けてくれることだろう。その日をファンも心から待ち望んでいる。なお、次走は「森下仁丹杯争奪戦」(住之江)に出場予定。

高田ひかる(たかだ・ひかる)
登録番号 4804
生年月日 H06/08/05
身長 157cm
体重 51kg
血液型 A型
支部  三重
登録期 113期

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