草なぎ剛が「ピカ子の鍋レシピ」をパクっていた!?の画像
草なぎ剛が「ピカ子の鍋レシピ」をパクっていた!?の画像

 草なぎ剛は、SMAP時代から“健康オタク”として知られ、体調管理や喉のセルフケアなどに熱心だった。食事に関しても体に良いレシピを多く知っており、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の「ビストロスマップ」 で鍛えられた料理の腕も確かだ。そんな草なぎが以前、ドラマの共演者たちにとんでもないレシピを伝授していた。

 草なぎからレシピを教わったのは、2016年のドラマ『スペシャリスト』(テレビ朝日系)で草なぎと共演した夏菜と和田正人だ。二人は、ドラマの撮影初日に、草なぎから簡単でとてもおいしい鍋を教えてもらったそうだ。和田が「草なぎ鍋」と呼ぶその鍋は、しじみと昆布、そして一個分のにんにくを使ってダシを作り、白菜を入れ、豚肉をしゃぶしゃぶするという、体に良さそうなメニューだ。二人は教わってすぐに試したようで、夏菜は「週一で作る」というぐらい気に入ったらしい。しかし、この鍋には驚くべき秘密があった。

 その秘密が明かされたのは、16年1月12日放送の『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)。この日の放送には、ゲストとして草なぎたち三人が登場。草なぎに関する「知らなきゃ良かった」事実が次々に暴露されるという内容だった。その中で、夏菜と和田が「草なぎ鍋がおいしい」という話を披露すると、そのレシピについて「知らなきゃ良かった」ことが発覚する。

 草なぎが二人に教えたレシピは、実はメイクアップアーティストのピカ子が作り出したものだったのだ。番組にVTRで出演したピカ子は、草なぎ鍋が「私が長年研究を重ねて完成させた“ピカ子鍋”をパクったもの」と暴露。これに夏菜と和田は「草なぎ鍋じゃないの!?」「だって草なぎさんのオリジナルみたいな感じで……」と大きなショックを受けていた。この鍋レシピは、草なぎのレギュラー番組『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)で、以前ピカ子がふるまったものだという。

 しかもピカ子によれば、草なぎは「パクるより、さらにひどいこと」をしていた。元のレシピでは使っていない「酒」をダシに入れており、上品に仕上がるはずのスープが台なしに。ピカ子は「ちょっとまずくなったものを皆さんに薦めている!」と怒っていた。

 他にも、ピカ子のレシピでは、鍋の具をトリュフ塩や岩塩を入れたオリーブオイルにつけて食べるのだが、草なぎ鍋では、ポン酢に溶き卵を入れたタレへと勝手にアレンジ。スタジオでは、両方のレシピで作られた鍋が用意され、ピカ子レシピのほうが圧倒的においしいことが証明された。

 中居正広に「なんでパクったの?」と聞かれた草なぎは、『「ぷっ」すま』でこの鍋を気に入って、いろいろな人に薦めたと語り、「評判いいんですよ。おいしいって」と照れ笑い。中居に「俺の手柄にしたいと(思った)?」とツッコまれると、「誰もが誰も、『「ぷっ」すま』を見ているわけじゃないじゃないですか」と、開き直っていた。

 マジメなイメージのある草なぎ剛の、ちょっとズルい一面。ただ、最終的にそれがバレてしまうのは、やはり草なぎの人の良さゆえ、なのかもしれない。

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