5月17日放送の『良かれと思って!』(フジテレビ系)に、ANZEN漫才のみやぞん(32)とあらぽん(31)が出演。みやぞんの不思議な素顔が明かされ、バカリズム(41)、劇団ひとり(40)らが爆笑してしまう場面が見られた。
この番組はゲストに「良かれと思って」さまざまな“おせっかい”をするバラエティ番組で、今回は大ブレイク中のみやぞんの魅力を探ることに。番組冒頭で睡眠時間を聞かれると、みやぞんは「2、3時間が当たり前」だと答えたのに対し、あらぽんは「6、7時間」と答えて、二人の忙しさに格差があることが明かされた。
その後、バカリズムがパネルを使って、二人のこれまでを紹介。二人は保育園からの幼なじみで、中学3年の終わりぐらいにあらぽんが「お笑いをやらないか」と誘ったところ、みやぞんは「イイヨ、イイヨ」と乗ってきたのだという。フリーで活動した後、24歳で正式にコンビ結成。2013年に『足立区の歌』で“足立区CMグランプリユーモア賞”を受賞したことが紹介されると、二人は地元の自虐ネタが満載の『足立区の歌』を披露。劇団ひとりは笑いながら、「面白いけどよ、すげえ足立区をディスってる」とツッコミを入れていた。
二人のプロフィール紹介のコーナーでは、特技がモノマネだというあらぽんが、“細かいモノマネ”として、乗用車とタクシーのウィンカー音の微妙な違いをモノマネで披露。あらぽんはタクシーに乗っているときに練習すると、運転手が勘違いしてしまうと語った。その他にもひょうたん作りが趣味と紹介され、その苦労や喜びをあらぽんが語ると出演者たちは爆笑し、バカリズムも「今日、あらぽん特集でいいんじゃない?」と絶賛していた。
一方、みやぞんは野球とボクシングが得意で、野球は「エースで4番で遠投100メートル」、ボクシングは「パンチ力は268キロ以上(一般男性は約150キロ)」なうえ、中学生時代にテニスで足立区2位になったことがあるほど運動能力が高いと紹介され、出演者たちを驚かせた。そして、そのパンチ力を実証するため、ハライチの澤部佑(31)の腹部に重いパンチを食らわせ、「マジ、きつい」と悶絶させていた。
続いては楽屋に隠しカメラを仕掛けて探った、みやぞんの新たな天然エピソードがVTRで紹介された。みやぞんはスタッフとの打ち合わせで、ゲスト出演するラジオ番組が新番組にもかかわらず、「ブレイク前のバイト中に聞いていた」など適当な受け答えで間違いを連発。また、楽屋で一人になると、愛用のギターに「よく頑張ってるね」「いいぞ、いい子だ」と感謝の気持ちを伝え、さらに弁当の鮭に向かって「ありがとう」と感謝するなど不可思議な行動を連発して、スタジオの爆笑を誘っていた。
「ブレイク後、みやぞんはあちこちの番組に引っ張りだこですが、相方のあらぽんは、今でもたまに中華料理店でバイトをしていることを番組で話していました。しかし、コンビ芸人は片方がブレイクした後に、“じゃないほう”に注目が集まることがあります。今はみやぞんの人気がバブル状態になっていますが、マニアックなモノマネなどネタはありますし、いずれあらぽんにも注目が集まる可能性はあるでしょうね」(お笑いライター)――どこまで伸びるか、若手芸人の活躍に注目!