KinKi Kids堂本剛、別名義がありすぎる!?の画像
KinKi Kids堂本剛、別名義がありすぎる!?の画像

 今年でデビュー20周年を迎えるKinKi Kids。1月6日には初のバラードアルバム『Ballad Selection』をリリースし、7月には横浜スタジアムで20周年記念ライブも予定されている。

 現在、それぞれの得意分野で活動する場面が多いKinKiの二人。堂本光一は今年、主演舞台『Endless SHOCK』が上演回数1500回を達成したことが話題となった。一方の堂本剛は作詞、作曲などの音楽活動を精力的に行い、ソロ歌手としてワンマンステージを行ったり、他アーティストに楽曲提供したりしている。

 剛はこれまで、ソロアーティストとしていろいろな名義を使ってきた。個人での音楽活動では、KinKiから距離を置くスタンスを取っている。

 2005年には、デニムメーカーとのコラボプロジェクトを「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」名義で始動。後にアーティストネームを「244 ENDLI-x(ツヨシ・エンドリックス)」に改名して活動した。この名義でリリースした曲は、本人の意向でKinKiとしてのPR活動は一切行われなかった。

 09年、剛が30歳のときに立ちあげたプロジェクトの名は「美 我 空(びがく)」。このプロジェクトでは “剛紫(つよし)”というアーティストネームを使い、同名のアルバムをリリースした。『空 ~美しい我の空』という曲には、雅楽師の東儀秀樹が演奏で参加。全国26か所を巡るツアーも行った。

 さらに11年には、“shamanippon”という新プロジェクトを発足しているが、こちらは堂本剛名義での活動だった。12年には、生まれ故郷の奈良に特設会場“shamanippon ship”を建設して、2か月におよぶロングランライブを開催している。

 アイドルでありながら、アイドルの枠を超えた音楽活動を行ってきた堂本剛。それぞれのアーティストネームには、剛の思い入れが込められている。デビュー20周年を迎え、38歳になった彼は、今後どんな世界を切り開いていくのか。またKinKi Kidsとして、どんな新境地を見せてくれるのか、期待したい。

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