西村まさ彦、櫻井翔、GACKTなど“地味な改名”は何のため!?の画像
西村まさ彦、櫻井翔、GACKTなど“地味な改名”は何のため!?の画像

 今年5月、俳優の西村まさ彦(56)が自身の事務所のホームページで、“西村雅彦”から“西村まさ彦”に改名したことを報告。今年で俳優生活30周年を迎える西村は、「今までは、俳優ですと胸を張って言うことができなかったのですがようやく言ってもいいかな? と思えるようになりました」とコメント。そして「俳優としてやっていく決意声明として生まれて初めて“芸名”を名乗ることにしたのです」と、改名の理由を明らかにした。

 また芸名を“まさ彦”にした理由については「長年なじんだ本名から大幅に変えるのも勇気がいるので、ちょっとだけ変えてみました」と説明。改名したとはいえ、それまで使用していた“西村雅彦”と読みは変わらず、改名したことに気づかない人も多そうだ。この西村のケースのように、言われないと分からないような“地味な改名”をした芸能人は、他にもいた。

 嵐の櫻井翔(35)はデビュー後、名前の“櫻”の表記を新字体の“桜”で表記、“桜井翔”で活動していたが、2002年に戸籍上の表記である“櫻井翔”に改名した。変更の理由は、ジャニーズ事務所に送る履歴書を書く際、面倒だったので略字の“桜井”で応募して合格。しばらくそのままで活動していたが、それを本名の“櫻井”に戻しただけらしい。

 名前の最後に読点をつけたのは、俳優の「藤岡弘、」(71)。もともと読点のない“藤岡弘”の芸名で活躍していたが、「我いまだ完成せず」の思いと、「てんでダメな男」というシャレをかけて、芸名に「、」をつけたという。さらに、「昔の武将は一度“、”を打って決意した。周囲に流されることなく立ち止まり自分を見つめる」という覚悟も込められているらしい。

 その他にも地味に改名していた芸能人はいる。シンガーソングライターのGACKT(43)は ソロデビュー10周年を記念して、“Gackt”からすべて大文字の“GACKT”に改名。タレントの磯野貴理子(53)は、「語呂がいい」という理由で07年に“磯野貴理”に改名。しかし、11年に再度“磯野貴理子”に戻している。

 さらに微妙な改名を繰り返したのは、女優の大谷みつほ(34)。1998年のデビュー時には“大谷みづほ”の芸名だったが、すぐに“大谷みつほ”に変え、2003年には本名の“大谷允保(名の読みは同じみつほ)”に改名した。しかし、12年には、再び“大谷みつほ”に戻している。

 地味に改名をした芸能人は、思った以上にたくさんいるようだ。名前を大きく変えたわけではないので、それほど話題にはならなかったり、世間の記憶にはあまり残らなかったりするが、本人たちにとっては“心機一転”という意識の現れなのかもしれない。

本日の新着記事を読む