中居正広にみのもんた、“芸能人パワー”で売り切れた食品とはの画像
中居正広にみのもんた、“芸能人パワー”で売り切れた食品とはの画像

 4月26日に放送された『中居正広の神センス☆塩センス!! あの時どうすりゃよかったの!?』(フジテレビ系)で、元SMAPの中居正広(44)が紹介したカップ麺『カップヌードル リッチ 贅沢とろみフカヒレスープ味』(日清食品)が売り切れになってしまう事態が起きた。

 同番組のカップ麺を特集するコーナーで、同商品を試食した中居が「これ、すごいね! うまい。やっばい、これ。何、このとろみ!」と大絶賛。さらに、フカヒレ風のゼラチン質の具材についても「フカヒレ感ある。本当にうまい! 躍り出たな」と驚きの声を上げたところ、全国のスーパーやコンビニでは同商品がバカ売れし、陳列棚から姿を消してしまったのだ。

『カップヌードル』のように味が話題になるものもあるが、かつては特定の食品の健康効果をタレントがアピールし、品切れになってしまったことがある。これまでどんな商品がタレント効果でバカ売れしたのか、調べてみた。

 まずダイエット効果でバカ売れしたのが、黒豆だ。2010年3月29日放送の『寿命をのばすワザ百科 春スペシャル』(日本テレビ系)で、安田大サーカスのHIRO(40)が毎日70グラムの黒豆を食べるという“黒豆ダイエット”を30日間続けたところ、153キロの体重を20.8キロも減らすことに成功したのだ。この番組の影響で、黒豆が売り切れる小売店が続出したほか、インターネットの通販サイトでも黒豆を使ったダイエット食品が爆発的に売れたという。

 ダイエット効果といえば、かつてバナナもバカ売れしたことがあった。2008年9月19日放送の『ドリーム・プレス社』(TBS系)で、朝食はバナナと水だけという“朝バナナダイエット”が紹介され、それを1か月半続けたオペラ歌手でタレントの森公美子(57)が7キロの減量に成功。これでバナナの人気が大爆発し、量販店では数週間にわたってバナナの品薄状態が続くことになった。

 また、ココアブームに火をつけたのが、タレントのみのもんた(72)。1995年12月に放送された『午後は○○おもいッきりテレビ』(日本テレビ系)で、“ココアで健康、長寿”という企画を放送。「動脈硬化を防ぐ」「コレステロール値を下げる」効果をアピールしたところ、翌日には店頭からココアが消えてしまった。突然の人気に、メーカーも生産が追いつかなくなったという。

 熱しやすく冷めやすい国民性のせいなのか、これらの食品のほとんどは、一過性のブームで終わってしまっている。次ははたして、どんな食品がブームになるのだろうか?

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