もはやギャグキャラ!?『ドラゴンボール超』のベジータの珍行動の数々!の画像
もはやギャグキャラ!?『ドラゴンボール超』のベジータの珍行動の数々!の画像

 現在、大好評放送中のアニメ『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)。本作は鳥山明氏のストーリー原案をもとに、脚本家が膨らまして付け足したり、変更を行いながらテレビ用のシナリオを制作。そのため漫画版にはないオリジナルストーリーが展開されているのだが、シリアスなシーンだけでなく、多くのギャグパートが用意されていることで注目を集めている。中でも原作マンガではクールなイメージのある「惑星ベジータ」の王子、ベジータが、たびたび“珍行動”を披露。ネット上で大きな話題になり、爆笑をかっさらっていることをご存じだろうか。

 まずは、破壊神ビルスというキャラクターとのやりとりから。ベジータをはるかに上回る圧倒的な力を持つビルスに対して、戦うことを全力で回避しようとするベジータ。ビルスが少しでも機嫌を損ねようものなら、ベジータ自らが「たこ焼き」をふるまってこびていた。ちなみに劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』でも、ベジータはプライドを捨て、ビルスのご機嫌をとるためにコミカルなダンスや歌まで披露した。

 続いて同じく鳥山明氏のマンガ『Dr.スランプ』の主人公アラレちゃんと対決したときのこと。無邪気に「遊んで!」と戦いを挑んできたアラレに、ベジータは自信満々で受けて立つ。しかし、アラレちゃんにあっさり吹き飛ばされ、「強すぎる! このでたらめな強さは、おそらくギャグ漫画のキャラっ!」と泣き言を言いだす始末。さらに正攻法ではかなわないと考え、不意打ちをしかけたりもしたが、結局アラレに完敗。最後は、頭突きで空高く飛ばされ、ギャグ漫画のように“お空の星”となって消えていった。

 また、妻のブルマの出産予定日が近づくと、悟空からバトルや修行に誘われても拒否するという優しい“パパっぷり”を披露したベジータ。「こんなときに修行なんかしてたら、ずっと恨まれるぞ」と、戦闘民族サイヤ人の誇り高き王子とは思えない発言もしていた。ちなみに、ベジータは生まれてくる我が子のために、ふさわしい名前をいろいろ思案。ついに子どもが生まれて命名しようとしたが、妻のブルマが娘を“ブラ”と名付けてしまい、結局ベジータの案は採用されないという一幕も。

 相手にパワーを吸収され、体が消滅しそうな大ピンチを迎えたベジータ。そんな一見シリアスな状況でも爆笑シーンが訪れる。体が消えてしまうのを食い止める手段として、あるアイテムを口にくわえたベジータ。そのアイテムは、どう見ても赤ちゃん用の「おしゃぶり」だった。真顔でおしゃぶりをくわえて悟空の戦いを見守るベジータの姿はネットで大きな話題に。実はベジータはおしゃぶりの存在を知らず、後から赤ちゃんがくわえるものだと知って激しく後悔。「知っていれば死んでもくわえはしなかった!」と恥ずかしがっていた。

 このように、貴重なギャグ要員になっているベジータ。原作漫画しか知らない人が『ドラゴンボール超』を見たら、驚くことは間違いない。今後はどんなパターンで笑いをとってくれるのか、ベジータのこれからの活躍に期待しよう。

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