カーズかニモかトイ・ストーリーか? 好きな「ピクサー製作アニメ」ランキング!の画像
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 今や、フルCGアニメーションといえば、「ピクサー・アニメーション・スタジオ」の独壇場だ。ピクサーは、ディズニーと強力なタッグを組んで、大ヒット作品を連発しているアニメスタジオ。7月15日からは、『カーズ』シリーズの最新作となる『カーズ/クロスロード』が劇場公開される。そこで今回は、これまでにピクサーが製作したCGアニメ映画の中で「最も好きな作品」を10代から50代までの男女100人に聞いてみた。

 まず第3位(12%)に選ばれたのは『モンスターズ・インク』。2002年に日本でも公開され、興行収入93億円を記録した。人間の世界の子ども部屋と通じている“モンスターシティ”を舞台に、そこに迷い込んだ人間の少女とモンスターたちの交流を描いたストーリーだ。特に女性からの支持が多く、「キャラクターがかわいい」(34歳女性)、「心が温まる」(30歳女性)、「泣ける」(30歳女性)などの理由が寄せられた。愛嬌あるモンスターたちが織りなす世界と、ハートフルな物語が好評だったようだ。

 第2位(13%)は、2003年に公開された『ファインディング・ニモ』。興行収入は110億円を記録し、昨年は続編となる『ファインディング・ドリー』も公開された。本作は、人間に捕らえられてしまった息子のニモを取り戻すため、父親のマーリンが危険を顧みずに探しに行くという感動物語だ。「小さな魚が夢と感動を与えてくれた」(56歳女性)、「勇気というものをあらためて感じさせてくれた」(44歳男性)など、感動的なストーリーが高く評価されていた。また、「亀のクラッシュがイケメンだった」(19歳女性)など、個性的なキャラクターたちに愛着を感じる人もいたようだ。

 そして見事、第1位(18%)に輝いたのは『トイ・ストーリー』。長編映画初のフルCGアニメーション作品としても知られている。日本では1996年に公開され、興行収入は15億円。セルビデオの出荷本数は190万本を記録した。自由にしゃべったり、動き回れるオモチャたちの冒険と友情を描いた作品で、カウボーイ人形のウッディをはじめ、魅力的なキャラクターたちが多数登場し、男女を問わず多くの支持を集めた。「子どもの頃から見ていた」(27歳女性)、「何回見ても面白い」(54歳女性)などの意見の他、「おもちゃたちが遊び出す瞬間が好き」(24歳女性)、「バズが飛ぼうとするシーンが印象に残っている」(24歳男性)と、名シーンやキャラクターに強い思い入れがある人も目立った。

 ランキングで『トイ・ストーリー』シリーズは、1作目が1位、2作目が6位、3作目が4位と、全シリーズが上位にランクイン。ピクサー作品といえば、やはり『トイ・ストーリー』シリーズといった印象が強いようだ。今回公開される『カーズ/クロスロード』も、『カーズ』シリーズの3作目。前作を超えるヒットになるのか、今から楽しみだ。

◆好きな「ピクサー製作CGアニメ」ランキング
第1位(18%):トイ・ストーリー
第2位(13%):ファインディング・ニモ
第3位(12%):モンスターズ・インク
第4位(9%):カールじいさんの空飛ぶ家
第4位(9%):トイ・ストーリー3
第6位(8%):トイ・ストーリー2
第7位(6%):モンスターズ・ユニバーシティ
第8位(5%):レミーのおいしいレストラン
第8位(5%):カーズ

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/

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