ピカチュウからライチュウ…キッズを落胆させたポケモンの“ガッカリ進化”の画像
ピカチュウからライチュウ…キッズを落胆させたポケモンの“ガッカリ進化”の画像

 7月15日からアニメ映画『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』も公開となった人気ゲーム『ポケットモンスター』。捕まえたポケモンを育成して、より強いポケモンに“進化”させることは、同ゲームの魅力のひとつだ。そして進化を遂げることで、見た目がガラリと変わってしまうポケモンもいる。よりカッコよく、かわいくなれば申し分ないが、進化後の姿がどうしても受け入れられない人も多いようだ。そこで今回は、ポケモンファンを失意のどん底に陥れた「残念な進化例」を紹介していこう。

 この手の話題が出ると真っ先にやり玉に挙げられるのが、「ピカチュウからライチュウ」への進化。進化前のピカチュウが人気ポケモンなだけに、元の姿から変わってしまうことに衝撃を受けた人も多かったようだ。ライチュウは確かにピカチュウより多少“ゴツく”、愛らしさは若干失われるかもしれない。そのせいか、今でもネット上では「ピカチュウを進化させるのは一種のタブー」という意見も根強い。アニメや漫画版の主人公たちも、ピカチュウを進化させずに冒険を続けているので、多少弱くても「愛着のあるピカチュウのまま使うべきだった」という気持ちは分からなくもない。

 ファンの間では「ハクリューからカイリュー」の進化に、がっかりしたという声も多い。このポケモンはミニリュウ、ハクリュー、カイリューと三段階進化する。ミニリュウとハクリューは、どちらもうなぎのようなスリムボディに大きな瞳が特長のかわいいポケモン。しかし、カイリューに進化すると、見た目はガラッと一変。巨大化して手足と翼が生え、いかにも“ドラゴン”といった、ずんぐりした体型になってしまうのだ。

 この最終形態だけ“ガラリ”と変わるパターンには不評の声が多い。例えばコイル、レアコイル、ジバコイルという三段階進化を遂げるポケモン。コイルは、大きな一つ目に磁石のような手がくっついた、どこか愛嬌のある姿をしている。レアコイルは、3体のコイルがくっついただけで、コイルからイメージの変化はない。しかし、最終進化系のジバコイルになると、突然“いかついUFO”の姿になってしまうのだ。

 その他にも「サイドンからドサイドン」「ゴーストからゲンガー」など、がっかりした進化の例は、人それぞれある模様。強さをとって進化させるか、かわいさをとって未進化のまま使うか。それはポケモンファンの永遠の悩みでもあるようだ。

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