『仮面ライダーエグゼイド』感動シーンの撮影秘話に視聴者鳥肌!?の画像
『仮面ライダーエグゼイド』感動シーンの撮影秘話に視聴者鳥肌!?の画像

 7月9日に放送された『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)第38話は、「仮面ライダーブレイブ」こと、天才外科医の鏡飛彩(瀬戸利樹/21)が過去の因縁を乗り越える重要なエピソードとなった。放送後、ネットで“感動回”と話題となった同話のラストシーンについて、番組スタッフが裏話を披露し、ファンに衝撃を与えている。

 飛彩は、「亡くなった恋人のデータ」を人質に取られ、敵対する檀正宗(貴水博之/48)に“手術を失敗しろ”と脅されていた。しかし、飛彩はこの命令に背き、「俺は世界で一番のドクターだ。目の前で失いかけてる命を見捨てることなど絶対にしない」と手術を成功させ、主人公の宝生永夢(飯島寛騎/20)とともに檀正宗に勝利。恋人のデータは消されてしまったが、医者としての信念を貫き通した。

 これまで敵に味方していた飛彩が、葛藤を乗り越えて仮面ライダーブレイブに変身し、ボスキャラを倒すという展開に、視聴者は感動。ネットには「今回のエグゼイドはマジで泣いた」「ここまでで最高の感動回だった」「ガチでブレイブを応援しちまった」と、感極まったファンのコメントが続出。正宗が去った後、飛彩が「悪いが先に行ってくれ」と雨の降る中、一人涙を流すシーンも話題となった。

 そんな中、放送後に、この“涙の雨”のシーンについて、東映の公式サイトで撮影秘話が公開された。このシーンを撮影した日には晴れ間が広がっていたものの、次第に天候が悪くなり、結局雨が降り始めてしまったのだという。撮影は一時中断となったが、そこで監督が「飛彩の変身解除のところを撮ろう」と決断。つまりこのシーンは、実際の天候を生かす、監督の見事な機転から生まれたのだ。

 このエピソードはSNSで広く拡散。「あれ天然の雨だったのかよ!」「こういう“偶然のハプニング”を味方につけた名シーンも特撮の醍醐味だよな」「監督まじで神がかってるな!」「この逸話は後々まで特撮ファンの間で語り継がれそう」と大反響を呼んでいる。

「人工的に雨を降らせて撮ることはよくありますが、実際の悪天候からあんな感動的なシーンを作り上げていたとは驚きです。『仮面ライダー』シリーズは1年間の長丁場で、スケジュールもタイトと聞きます。こういった“奇跡”はたびたびあるのでしょうね」(テレビ誌ライター)

 いよいよ佳境にさしかかった『仮面ライダーエグゼイド』。最終回までにどんな感動を与えてくれるのか、期待したい。

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