７月１８日に放送された『火曜サプライズ』（日本テレビ系）に、俳優の小栗旬（３４）が出演。番組レギュラーのウエンツ瑛士（３１）と、藤原竜也（３５）の話題で盛り上がる場面があった。
プライベートでも仲が良いという二人は、和気あいあいとした雰囲気で東京都荒川区の町屋を訪れ、アポなしロケに挑戦。一軒目の餃子店に入りビールで乾杯すると、小栗が「ちょっと迎え（酒）気味だからね、今日」と告白し、ウエンツが「夕方６時半で迎え気味って……どんな酒の飲み方したらそうなるの？」とツッコんだ。
７月７日に小栗が『ダウンタウンなう』（フジテレビ系）に出演した際、「（酔うと）女の子を口説きたくなります」と発言したことを受け、ウエンツが「最近“酔ったら女口説きたくなっちゃいます”みたいなの言ってたけど、違うじゃない」「普通の愛妻家じゃない」と暴露すると、小栗は「昨日は妻の誕生日のお祝いしてました」と、自身のプライベートを明かした。さらにウエンツは「“嫁いますけど、なんか女性いっちゃいます”みたいなことはテレビでは言うけど」「（嫁の）誕生日とかやってるのは、あんま言わない」とイジリ倒し、誕生日を祝った場所についても「屋形船をお借りして」と白状させたが、小栗も「ウエンツくんも呼んだんですけど、来てくれなかったんですよね」と言い返していた。
二軒目はもつ焼き店へ。今度は小栗が先月まで出演していた舞台の千秋楽の前日に藤原竜也が観に来て、そのまま二人で飲みに行ったことが話題になった。小栗は「竜也と小栗……これはウエンツくんでしょ！」という話になり、ウエンツを呼び出して千秋楽の前の夜にしては３人でしっかり飲んだ、と明かした。小栗は早めに切り上げたのだが、「残るは俺と藤原竜也。（俺は）連れ回される」とウエンツは苦笑い。午前３時になっても「開いてるバーあるから」と誘われたのだが、結局その店は閉まっており、藤原に「家で飲もう。俺ん家、来い」「嫁に電話するから」とさらに強引に引き止められた。しかし結局、藤原が嫁に怒られて「ごめん、帰ってもらっていい？」と朝４時に放り出された、とウエンツは苦情を述べていた。
酒と食事が進むと、ウエンツが小栗について「でも話聞いてるとさ、やっぱり、考え方は藤原竜也とは真逆の感じあるよね」と再び藤原の名前を出した。「そうだね、あの人は心底役者でしょ」と返した小栗に、ウエンツが二人の出会いの話が好きでしょうがない、と話題を振ると、小栗が語り出した。
小栗と藤原が初めて出会ったのは１５歳のときだった。「まず一回共演をちょこっとして、そのときに山手線で二人で帰って」「藤原くん、その当時からスゴいオーラがあったし。もう鳴り物入りでさ、蜷川さんのオーディションに受かって」と当時を振り返った。
その後、小栗が別の現場で藤原と再会したとき、「俺、“どうも”って言ったはずなのに、竜也は“あの野郎、俺にあいさつしなかった”と」。そして、現場が同じだった藤原の事務所の先輩である山崎裕太（３６）から、藤原が帰った後に、「なんかよく分かんないけど、竜也が“おまえのことぶっ飛ばす”って言ってたけど、何したんだ？」と聞かれ、「なんでぶっ飛ばされなきゃいけないんだろう」と怖すぎる展開になってしまったと激白。
小栗は「次に会ったらぶっ飛ばされると思ってるからさ」と苦笑いしながら、「竜也くんのやってるお芝居は、けっこうずっと観に行ってたから。観に行ってると、あるときから楽屋に呼ばれるようになるわけ」と言い、初めて楽屋に誘われたときは「あれ、これどうしよう……ぶっ飛ばされるのかな？」と思っていたという。しかし、楽屋での藤原は、恐縮しきった礼儀正しい態度だったという。ウエンツに「あいつ……楽屋のヨソヨソしさって知ってる？」と確認してから、「スタンダード藤原竜也っていうのがいるのよ、楽屋に行くと」と暴露し、小栗は自ら藤原のモノマネまで披露した。
実は今まで２作しか共演がないという二人だが、ウエンツが「それでもライバルであり、尊敬してるって感じだもんね？」と聞くと、小栗からは「尊敬してる」とハッキリしたひと言が返ってきた。それを受けてウエンツが「向こうはどう思ってるんだろうな。ちゃんと聞いたことないしな」とつぶやくと、小栗は「竜っちゃんは、ちゃかすでしょ、だいたい。“いいんだよ、小栗のそういう話はいいんだよ”って」と予想すると、ウエンツも「絶対ちゃかす」と同意し、「今度、正面から聞いとく。絶対逃さない」と約束を交わしていた。
「現在、映画やドラマで主演できる３０代の役者の中では、小栗旬と藤原竜也の二人がリーダー格。作品の端役に、気に入った役者を推薦することもあるようで、この二人を中心とした若手俳優の“派閥”が形成されています」（映画ライター）――仲がいいのは結構だが、お酒はほどほどに！
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