7月23日に放送された『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)第40話で、主人公たちの前に立ちはだかる敵、檀正宗(貴水博之/48)が使用した能力に、視聴者から「なんでもありかよ!」とツッコミが飛んでしまったようだ。
第40話「運命のreboot!」では、主人公の宝生永夢(飯島寛騎/20)と、彼から生まれた敵キャラのパラド(甲斐翔真/19)がついに和解。共闘していくことを誓い、檀正宗に戦いを挑む。
ヒロインのポッピーピポパポ(松田るか/21)が「一つになったのね、2人の心が」と見守る中、永夢とパラドは檀正宗を圧倒。「パラド! フィニッシュは必殺技できまりだ!」というかけ声の後、2人は同時に必殺技を繰り出し、ついに檀正宗を撃破する。
しかし、そこで正宗は「リセット」という能力を使用。これは、これまで起こったことをなかったことにする能力で、エグゼイドが最終形態に変身するために使う「ハイパームテキガシャット」は消滅。破壊したはずの正宗の変身アイテムも復元されてしまう。
「わたしこそが世界のルールだ!」と叫ぶ正宗だが、これには視聴者からのツッコミが続出。「こんなんありかよ!」「これはさすがにひきょうすぎるぞ」「ゲームで負けそうになったときにリセットボタンを押す友達を思い出した」といったコメントがネット上に相次いだ。
「ゲームがテーマとなっている『仮面ライダーエグゼイド』では、これまでも“レベルアップ”や“ムテキ”といったモチーフが登場してきましたが、まさか“リセット”まで飛び出すとは驚きです。番組は8月末で終了しますし、最終回までにどう決着をつけるのか、楽しみな展開になってきましたね」(テレビ誌ライター)
“ムテキゲーマー”の力を奪われた永夢がどのような対抗手段を取るのか。『仮面ライダーエグゼイド』から、まだまだ目が離せない。