『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』、プライムタイム進出に賛否両論の画像
『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』、プライムタイム進出に賛否両論の画像

 話題の深夜番組『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系)が、この10月から午後7時から11時までの時間帯に移行することが発表された。放送時間などの詳細はまだ明らかにされていないが、今回の“プライムタイムへの出世”に、番組のファンからは賛否両論が上がっている。

 世界の部族に潜入する「部族アース」や、豪華客船内を探索する「豪華客船アース」など、さまざまな企画コーナーが放送される同番組。ロケの最中に銃撃されたり、猿を解体して食べたりと、衝撃的な内容で深夜枠の放送ながら人気を獲得。中でも、「部族アース」を担当する名物ディレクター“ナスD”は、破天荒すぎる行動で一躍話題の人となった。

 そんな人気番組のプライムタイム進出に、ネット上では「とうとうこのときが来た」「ナスDおめでとう!」「この番組が多くの人に見てもらえるのはうれしい」と喜びのコメントが続出。しかしその一方、「深夜枠でないと“過激さ”がなくなりそう」「企画がマイルドになったら嫌だな」「プライムタイムでも今まで通りの放送ができるのか?」「『部族アース』に変なクレームが送られそうで怖い」と、放送時間の移動によって番組内容が変化することを心配する人も多く見られた。

 同番組のファンには、やはり“過激な映像”を求めている人が多い。7月2日には、ゴールデンタイムに特番の『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて 大アマゾン2時間半スペシャル』が放送されたが、「面白いけど何かもの足りない」という指摘が相次いでいた。ちなみに、ゴールデン特番で放送できなかった場面は、後日深夜のレギュラー枠で放送されており、こちらへの評価は上々だったようだ。

「深夜番組がプライムタイムに進出すると、ファンからは必ずといっていいほど“番組の良さがなくなった”と不満が上がってしまいます。ゴールデン進出後、わずか半年で放送終了となった『ピカルの定理』(フジテレビ系)などは、ネット上で“ゴールデン降格”と揶揄されていたほどです」(テレビ誌ライター)

 プライムタイム進出後も、“ナスD”の破天荒な行動を見ることができるのか。秋からの放送を期待して待ちたい。

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