『バリバラ』、今年も『24時間テレビ』パロディが大好評!の画像
『バリバラ』、今年も『24時間テレビ』パロディが大好評!の画像

 8月26~27日に放送され、多くの視聴者に感動を与えた『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)。その一方、裏番組として27日に放送された『バリバラ』(NHK Eテレ)が、思い切った「24時間テレビパロディ企画」を敢行。こちらも大好評だったようだ。

『バリバラ』は、障害を持つ人にスポットを当てたバラエティ番組。この日の放送は、番組ご意見番の玉木幸則氏(49)が、小さなドミノを並べている場面からスタート。MCの山本シュウ(53)が「何してんの!」とツッコむと、玉木氏は「ドミノ倒すんが僕の夢やから」と返答した。ちなみに、裏の『24時間テレビ』では“巨大ドミノ倒し”の企画が行われており、それを意識したやりとりなのは明らかだ。

 さらに番組中、出演者たちが着ていたTシャツは、黄色の生地に「笑いは地球を救う」と書かれたデザインで、これは『24時間テレビ』のチャリティTシャツのパロディ。加えて山本は「間違ったらあかんよ、“VS”じゃないからね、“WITH”やと思って勝手にやってるだけやからね」と、番組名こそ出さなかったものの、『24時間テレビ』を指した発言をしていた。

 また、スタジオ内にはおもちゃのレールが円形に設置され、その上を番組キャラクターの「いろいろさん」の人形が走行。山本が「何が走ってんのこれ?」と指摘すると、寝たきり芸人として活動中の“あそどっぐ”(38)が、「ランナーとして走るのが夢だったんですけど、ちょっと無理っぽいんで、いろいろさんにやってもらいました」と説明。この真偽をいろいろさんに確かめると「はーい、さっき突然走れって言われたんで」と、当日発表で24時間マラソンランナーに選ばれたブルゾンちえみ(27)を想像させるようなコメントをした。

 この大胆なパロディ演出に、視聴者は大ウケ。ネットには「マラソンネタぶっこんできた。NHK攻めてるなー!」「ドミノ倒しが夢とか、バリバラの“WITH”っぷりがヤバイ」「パロディ宣言しちゃってて笑った」といったコメントが多く上がっていた。

「『バリバラ』は、実は昨年も『24時間テレビ』のパロディを放送しています。障害者で感動ドキュメンタリーを作ることに疑問を投げかけるなど、『24時間テレビ』を真正面から批判するような内容で、“NHK攻め過ぎ”と大きな話題になりました」(芸能誌ライター)――来年も楽しみ!

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