8月31日、サッカーワールドカップアジア最終予選の「日本対オーストラリア戦」が行われた。この試合の終了直後には、史上初の試みとなる“結果連動型”の生CMが放送されたが、出演した俳優の香川照之(51)の迫力に、視聴者が驚いたようだ。
この日、香川はキリンビールが品川プリンスホテルで開催したパブリックビューイングに参加。日本が6大会連続となるワールドカップ出場を決める歓喜の瞬間を、多くのサッカーファンと一緒に見守った。さらに試合終了後はパブリックビューイングの会場から、キリンビールのCMへの生出演を果たした。
この生CMに香川は、同じ苗字の香川真司選手(28)のユニフォームをまとって出演。歓喜に沸く大勢のサポーターとともにキリンビールを手に持ち、乾杯の音頭をとる。香川は「それでは、テレビの前の皆さん、乾杯の準備はいいですか?」と興奮気味に呼びかけると、隣にいた川口能活選手(42)が「サッカー日本代表、2対0で勝ちました」と続け、さらに元日本代表の岡野雅行氏(45)も「素晴らしい2ゴール。ついに突破です」と、終わったばかりの試合結果についてコメント。
その後、大きく目をむいた香川が「勝利を信じていた日本の応援の皆さん、いきますよ! せーの、乾杯!」と叫び、その場にいたサポーターとともに乾杯。さらに香川は、カメラに向かってビールを突き出し、またもや目をむいて「かんっぱぁ~い!」と絶叫した。
今回の生CMは、日本代表が勝利した場合だけ放送されるという、いまだかつてない「試合結果連動型」。その新たな試みは、放送後のネットで「試合終了後のCMがすごく面白かった」と大反響。さらに、CMで思いきり目を見開く“香川の表情”に衝撃を受けた視聴者も多かったようで、「香川の“顔芸”の迫力が異常」「最後にすごいインパクトのCM来たな」といったコメントも集めた。
「香川照之といえば、“顔芸”ですっかりおなじみですが、ドラマでの強烈な演技はもちろん、最近はCMでも独特の個性を発揮しています。現在放送中の『キンチョール』のCMは、おかっぱ頭の少年にふんした香川が、蚊のおもちゃを持ち、“プイーン”と言いながら走り回るというかなりシュールなもので、注目を集めましたね」(芸能誌ライター)――喜びは顔に出る?