IQOS、glo、プルームテック「電子タバコ3大機種」徹底比較!の画像
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 最近、よく見かける電子タバコ。紙巻きから移行したいと思いつつも、一体どれにすればいいのかわからない。そんな読者諸兄のために本誌が、人気3機種を比べてみました!

■大人気の電子タバコのメリットは?

 嫌煙ブームが盛り上がる昨今、タバコの匂いが薄く、健康被害も少ない。それなのに、ニコチンはしっかり摂取でき、タバコを吸った満足感も得られる電子タバコが大ブームを巻きおこしている。現在、日本で発売されている代表的な電子タバコは、フィリップモリス社の『IQOS』、JTの『ploom TECH(プルームテック)』、ブリティッシュアメリカタバコ社の『glo(グロー)』。この3機種すべてを使用しているという芸人の玉袋筋太郎氏は、長年紙巻きタバコを吸ってきたが、昨年から電子タバコに代えたという。「この前、久しぶりに紙巻きタバコを吸ったんだけど、“オエッ”て気持ち悪くなっちゃって、もう紙巻きタバコには戻れないよ。歯医者に、“タバコ辞めました?”って聞かれるくらい歯にヤニはつかないし、家の壁紙を変える頻度もかなり減った。喉の調子もよくなったよ」

 東京・赤坂で『スナック玉ちゃん1号店』を営む玉袋氏は、飲食店側にも、電子タバコの様々なメリットを感じる点があるという。「まず、電子タバコだと、灰が出ないから、灰皿の掃除が楽なんだよ。あと、ソファがタバコの火で焦げるなんてこともないからね」(前同)

 もちろん、電子機器だけに充電が途中で切れてしまう、充電機器を持ち運ぶのが面倒といったデメリットもあるが、それを凌駕するメリットを感じている人が多いようだ。愛煙家の読者諸兄も、一度電子タバコを試してみては?

■IQOS アイコス

 2015年9月に日本で発売され、電子タバコブームを作った立役者で、現在一番、使用者が多い。加熱式タバコと呼ばれ、タバコの葉を燃やさずに、専用のブレードで熱することでニコチンを含む水蒸気を発生させる。葉を燃焼させないことで、発がん性物質である有害物質を90%削減したとフィリップモリス社は発表しており、タールによる歯の着色、衣服につく臭いが紙巻きほどきつくないという声が多数。全国販売されており、コンビニなどで気軽に購入可能。吸いごたえに対する不満の声は少ないが、専用のブレードにタバコの葉を刺すため、ブレード周辺に葉の燃えカスが残り、メンテナンスが面倒なのが問題点。玉袋氏は、「メンソールが強くて、今はこれを一番愛用している。ただ、吸っている見た目が様にならない」という。

■glo グロー

 2016年12月にブリティッシュアメリカタバコより、仙台にて先行発売された。アイコスと同じ方式で、タバコ葉を熱してニコチンを含む水蒸気を発生させる。吸いごたえは一番、タバコに近いという声が多い。ただ、「タバコが細いから、口触りのタバコ感がないのが残念。吸っている姿も紙パックジュースを飲んでいるみたいで、ちょっとな」(玉袋氏)

 現在は、仙台と東京で発売されており、該当地域のコンビニなどに行けば、比較的に容易に入手可能。メンテナンスはIQOSに比べ、掃除する箇所が1つなので楽。

■ploom TECH プルームテック

 2016年3月に福岡で先行発売されたJTの電子タバコ。他の2機種と大きく異なる点は、タバコの葉を加熱するのではなく、水蒸気を、タバコ葉を含んだカプセルに通過させて、ニコチンを抽出する方式が採用されている。そのため、吸いごたえは弱い。また、今年7月には東京都でも購入可能となったが、全国展開は出来ておらず、現在はネットでの抽選販売が主な購入方法で、入手が困難。ただ、他2機種以上に、匂いが薄く、歯や壁紙などへの着色も抑えられるという声もあり、「何より見た目が洋モクのようでスタイリッシュ。いずれはIQOSからこっちがメインになる気がする」(玉袋氏) メンテナンスも燃えカスが出ないため簡単だ。

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