2004年に公開された映画『花とアリス』が10月30日の東京国際映画祭の中で特別上映され、出演した女優の蒼井優(32)、女優の鈴木杏(30)、岩井俊二監督が舞台あいさつに登壇した。
岩井監督は「2人とも立派なミューズになりました」と目を細め、撮影当時や2人について振り返った。さらに、観客からの質問に3人が答えるコーナーも設けられた。
蒼井と鈴木は年齢が2歳違うが、撮影当時は同じ堀越高等学校に通っていたということもあり、昼食を一緒に食べるなど仲のいい関係が今もずっと続いているという。終盤の報道用フォトセッションでは、その親密さを表すように、鈴木が蒼井に抱きついて写真に収まる場面もあった。
ところが――その次の瞬間、「事件」は起きた。
鈴木が蒼井に抱きついて岩井監督が一人ぼっちという構図に気づいた蒼井が、「岩井監督かわいそう」と監督のほうに近づいたときのこと。なんと、岩井監督が、鈴木をマネて蒼井に思い切り抱きつこうとしたのだ。
これには蒼井も「ヤダー!」と大きな悲鳴を上げて、抵抗(⁉)。その瞬間が上の写真だ。このリアクションに、岩井監督は“してやったり”の表情で、大爆笑の会場を見渡した。
東京国際映画祭は、11月3日まで東京・港区の六本木ヒルズなどで開催される。
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