「さらさらない」のたった一言が、まさか国の命運を分けることになるとは、誰が想像できたでしょう。突然降ってわいたような安倍晋三首相の解散宣言。それを待っていたかのような小池百合子都知事の希望の党の樹立と国盗り宣言。「しまった!」と青ざめたのが安倍首相でした。これに呼応した民進党の一部が希望の党入り。そして前原代表の「全員で希望の党入り」をぶち上げたものの、小池代表は「全員受け入れるつもりはさらさらない」発言しました。

 枝野幸男代表が急遽、立憲民主党を立ち上げると、何故かそこには刺客を送る小池代表。あからさまなイジメに世論は総スカンになった結果、自民党が大勝しました。希望の党は立憲民主党にも敗れて惨敗。口は災いの元と言うものの、日本を変えるひと言でした。

■ハンデ戦のG2レースは波乱含み

 さて今週は東京で「アルゼンチン共和国杯」。ハンデ戦で波乱含みです。ダービー2着スワーヴリチャードの復帰戦。ラジオNIKKEI賞優勝の大器セダブリランテス。長距離戦に滅法強いアルバートにレコンダイト。実力派デニムアンドルビー。上昇プレストウイックも有力圏。

●昨年の天皇賞・春でハナ差2着の実力

 ここは一番、カレンミロティックの先行力に注目。昨春の天皇賞でキタサンブラックとハナ差の大接戦。前走の京都大賞典は約1年ぶりの実戦。人気のシュヴァルグランと0秒5差。スローの展開で魅力です。

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