『きょうの料理』の神回再び! 土井善晴先生の「塩むすび」再登場が話題にの画像
『きょうの料理』の神回再び! 土井善晴先生の「塩むすび」再登場が話題にの画像

 11月4日、NHK Eテレの料理番組『きょうの料理』が、放送開始60周年を迎えた。そして同日、『祝60歳 きょうの料理 伝説60』と題する記念番組を放送。料理研究家の土井善晴先生(60)が紹介した「伝説のレシピ」が、ファンを喜ばせたようだ。

『きょうの料理』は、60年間で4万点以上のレシピを紹介してきた長寿番組。今回の記念番組では、特に人気の高かったレシピを振り返る企画が放送された。

 その大トリとして登場したのが、土井先生。同番組における伝説の“神回”といわれている「塩むすび」のレシピを再び紹介した。

 この塩むすびは、土井先生が2014年10月放送の『きょうの料理』に出演した際に取り上げた料理。料理番組としては前代未聞のシンプルすぎる料理だが、土井先生は塩むすびの魅力や作り方、アレンジメニューなどを丁寧に解説。おむすびには、すべての料理の基本が集まっていると語り、その内容は“神回”と絶賛された。

 今回の記念番組では、土井先生が塩むすびの作り方をあらためて紹介。ごはんは炊きたてを熱々のうちに握ったほうが良いことや、家庭料理は形や大きさにバラツキがあっても良いことなどを伝授した。

 この日の放送で、塩むすびの正しい作り方を知った視聴者も多かったようだ。ネットには「土井先生の教える塩むすび、とても奥が深い」「“おむすびだけ?”って思ったけど知らないことばかりだった」「塩むすびはすべての料理に通じる基本なんですね」と、驚きと称賛のコメントが数多く続出した。

「土井先生は、どんなシンプルな料理でも、放送時間をたっぷり使って詳細に解説することでおなじみです。2015年には『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で、“土井善晴の放送時間の見事な使い方”として特集されたこともあります」(テレビ誌ライター)

 この日、「また新しいスタートですね」と60周年記念番組を締めくくった土井善晴先生。これからも驚きのレシピを紹介してほしいものだ。

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