有吉弘行『めちゃイケ』終了に言及「ムダな一手、打っている暇はない」の画像
有吉弘行『めちゃイケ』終了に言及「ムダな一手、打っている暇はない」の画像

 11月5日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)で、お笑いタレントの有吉弘行(43)がフジテレビの『めちゃ×2イケてるッ!』と『とんねるずのみなさんのおかげでした』の終了について言及した。

 月替りアシスタントのお笑いコンビ“マシンガンズ”の西堀亮(43)が、AKB48グループのプロデューサー秋元康(59)が手がける新番組『スマートフォンデュ』(テレビ朝日系)のMCに抜擢されたとぬか喜びしていたが、実は中継レポーターだったという話の流れから、有吉は「(西堀より)そのへんの女の子に司会をやらせてみるっていう一手のほうが、よっぽどいいよな」と毒づき、西堀にダメ出し。

 さらに、有吉は「マジで。ムダな一手打ってる暇ないから、今のテレビ界。『めちゃイケ』終わるだとかさ、『みなさん』終わるだとかさ」と、長年続いた人気番組の終了について触れ、テレビ業界の厳しい現状について、「こんな今、世の中でさ。そんな深夜番組(『スマートフォンデュ』)でさ、ムダな一手打ってる時間はないんだよ、テレビ」と西堀をメッタ斬りにした。

『スマートフォンデュ』とは10月26日にスタートした女子大生をフィーチャーした深夜番組で、1980年代に女子大生ブームを巻き起こした『オールナイトフジ』(フジテレビ系)を思い起こす中年世代は多い。

 西堀は有吉の毒舌に対して「ちょっと、言い方ってもんがあるんじゃないですかね?」「ムダな一手、意味ない一手。“今のテレビはそんな暇ねぇ”って。いいじゃないですか! その一手も意味につながることもあるじゃないですか」と猛反論。しかし、有吉は「ムダだから、それは。藤井四段とかに聞いたら、“あっ、それはもうムダだから絶対に打ちません”って」と、棋士の藤井聡太(15)を引き合いに出し、「“その一手を打ったから、全部が決まりましたね、終わりでしたね。はい、詰みです”って言われんの。二手目で“詰みです”って言われるから」「藤井くんはそこから一手も打ってくれない」と、もっと斬新な“次の一手”がテレビには必要だと、持論を展開した。

「『めちゃイケ』は終了が正式に番組で発表されましたが、『みなおか』は、まだ正式に発表されていないのに、すでに決まったかのようにあちこちで取り上げられていますね。とはいえ『みなおか』も視聴率的に厳しいのは確か。近いうちに正式な発表が出るかもしれませんね」(芸能誌記者)――フジテレビが次に打つ一手は?

本日の新着記事を読む