松本人志「正義感だったと思う」暴行問題の日馬富士を擁護の画像
松本人志「正義感だったと思う」暴行問題の日馬富士を擁護の画像

 12月3日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でダウンタウンの松本人志(54)が、大相撲の平幕貴ノ岩(27=貴乃花部屋)に対する暴行問題で現役を引退した元横綱日馬富士(33)について「引退する必要はなかった」と擁護する場面が見られた。

 この日の番組では、11月29日に日馬富士が、日本相撲協会へ引退届を提出して受理された話題が取り上げられた。その中で、松本は「日馬富士のことに関しては、僕は引退する必要はなかったと思ってますね。なぜ、相撲協会はそれ(引退届)を受理したのか?」と、日馬富士の引退届を受理した日本相撲協会の対応に疑問を呈した。

 さらに、松本は「根底にあるのは、この人(日馬富士)の正義感だったと思ってるんですね」と持論を述べ、「もちろん、酒の場で、物使ってやり過ぎたってのはありますよ。でも、別に一般人ではないし、(大相撲は)人を張り倒して投げ倒す世界じゃない? その世界で、土俵以外のところで一切、暴力だめっていうのはね。正直無理があると思うんですよ。“だったら、稽古ってどうやってつけんのやろ?”って。稽古と体罰って、すごいグレーなとこで、でも、それで強くなる力士も僕はいると思うんですね。だから、僕は日馬富士に関しては、非常に味方ですね」と日馬富士の暴行に対して理解を示した。

 それに対し、MCを務めるお笑いタレントの東野幸治(50)から「この引退は納得できない?」と質問された松本は「(引退は)納得できない。もっとやらしてほしいと思う」と日馬富士の現役続行を希望。続いて、「これ言っちゃうと身もふたもないんですけど、簡単な話、この問題全部ひっくるめて、日本人力士がもっと強くなればいいんですよ。モンゴル人力士に、もう押されちゃってるんですよ。相撲協会はがっつりモンゴル相撲にふんどしつかまれて、あたふたしてるのが、僕は見てて情けない。日本人力士がもっと強くなれば、モンゴル人同士が酒飲んでようが、どうでもよくなるんですよ」と、日本人力士の奮起を期待すると、松本の熱弁に聞き入っていたタレントの小島瑠璃子(23)は「そうですね」と深くうなずいていた。

「9月3日放送の番組で、ジャズトランペット奏者の日野皓正氏(75)が男子中学生に往復ビンタをしたとされる話題が取り上げられた際、松本は体罰を肯定するような発言をして、スタジオを凍りつかせました。今回の松本の発言に対しても、ネット上では“何があろうと暴力はいけない”“暴力肯定にはガッカリした”などといった批判が相次いでおり、今後物議を醸しそうですね」(芸能誌記者)――今回ばかりは言い過ぎた!?

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