ブルゾンちえみ、小島よしお、オカリナ…『ぐるナイ!おもしろ荘』でブレイクした芸人たち の画像
ブルゾンちえみ、小島よしお、オカリナ…『ぐるナイ!おもしろ荘』でブレイクした芸人たち の画像

 新春企画として恒例となったバラエティ番組『ぐるナイ! おもしろ荘』(日本テレビ系)。『ぐるナイ』のコーナーとしてスタートした企画で、これまでに数々の芸人たちが“おもしろ荘”を舞台に、その芸風を披露してきた。同番組で知名度を上げた芸人も多く、現在お茶の間をにぎわせている芸人が“おもしろ荘発”のブレイク芸人というパターンも。

 2017年の“おもしろ荘”に出演して、文字通り大ブレイクを果たしたブルゾンちえみ。“withB”ことブリリアンを従えたブルゾンは、登場早々にその独特の芸風が笑いを巻き起こし、今や鉄板である“キャリアウーマン”ネタを堂々と披露した。人気を博したブルゾンはその後、女優としてドラマにも進出。今年の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)ではマラソン走者にも抜擢。彼女のネタ「35億」は「『現代用語の基礎知識』選 2017ユーキャン新語・流行語大賞」のトップ10にも選ばれ、“おもしろ荘”からブレイクのきっかけを見事つかんだ。

 流行語といえば、“おもしろ荘”出身者の代表格ともいえる小島よしおも、「そんなの関係ねぇ」が2007年の流行語大賞のトップ10に選ばれている。小島は“おもしろ荘”がスタートした2007年から「小島義雄」名義で出演しており、初登場時には「ハイテンション芸」「好き嫌いはっきりします」と紹介されていた。その言葉通り、小島は、のちにトレードマークとなった海パン一丁の姿で「そんなの関係ねぇ」ネタを披露して爆笑を誘い、大ブレイクを果たすことになった。

 2014年に出演して、「ダメよ~ダメダメ」のフレーズが流行語にもなったのは「日本エレキテル連合」。番組出演時のコントは、コテコテのおじさん風メイクを施した中野聡子の問いかけに、白塗り顔の“朱美ちゃん”を演じる橋本小雪がひたすらに「ダメよ~ダメダメ」と返答するシュールなもの。奇抜な風貌で“出オチ”としてもしっかり笑いを起こした2人だったが、コント自体でもしっかりとオチをつけて強烈なインパクトを残している。最近はテレビ出演は少ないが、単独ライブやネタの一つである声優アイドルのキャラにふんして歌をリリースするなど、独自の活動を続けている。

 また、2015年元日に放送された“エレキに続け 女芸人ブロック”の回に登場したのは「おかずクラブ」。下着泥棒に遭ったぶりっ子の被害者のエリカ(オカリナ)と、そのつき添いで警察署にやってきた言動が過剰な親友(ゆいP)という設定でコントを披露。最終的に、なぜか「男をとりこにしちゃうエリカが悪い」「逮捕してください」と泣きだしてしまったエリカを支えながら、警察に向けたゆいPの「これが、おまえらのやり方かー!」という決めゼリフが炸裂した。現在は、テレビやライブ、イベントなど幅広く活動するほか、ぽっちゃり女子からはファッションがかわいいと注目を浴びている。

 2018年の“おもしろ荘”からは、いったいどんな逸材が現れるのか。期待が高まるばかりだ。

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