ココリコ田中直樹に河相我聞…「シングルファザー」芸能人たちの子育て奮闘記の画像
ココリコ田中直樹に河相我聞…「シングルファザー」芸能人たちの子育て奮闘記の画像

 芸能界のシングルファザーといえば、作家、ミュージシャンの他、映画監督や演出家と多彩に活躍している辻仁成(58)が有名だが、芸能界には辻よりも若い世代のシングルファザーがいて、男手一つで子どもを育てているようだ。

 2017年5月にタレントの小日向しえ(38)と離婚した、ココリコの田中直樹(46)は、2人の男の子の親権を持つシングルファザー。息子たちの弁当は田中が作っているそうで、同年9月に行われたイベントで相方の遠藤章造(46)が「一人で頑張ってますし、家族を支えています。なんとか僕もサポートできることはするよって言っています」と語っていた。遠藤は「うちの嫁に弁当を作らすから」と手を差し伸べて、続けて「定額でやってくれたら安くする」とお金を取ると提案したため、田中に拒否されていた。

 俳優の河相我聞(42)は19歳のときに、劇団時代に知り合った女性と結婚して長男、次男をもうけたが、2011年に離婚。その後はシングルファザーとして2人の息子を育て、現在、彼らはそれぞれ23歳と15歳になる。13年に開設した自身のブログ『お父さんの日記』では、育児のことや日常の出来事などを独自の視点で書き続け、1日のアクセス数が47万PVを超える大人気ブログとなっている。

 現在、息子たちはアルバイト生活を送りながら芸能活動をしているのだが、このことを河相が「家族全員フリーターみたいな感じ」だとブログ記事(2017年6月25日更新)に書いたところ反響を呼び、仕事のオファーが殺到したそうだ。

 また、河相は「高校に行きたくない」と言う次男に、中卒の自分が高校卒業認定試験を受けて合格すれば考えが変わるかもと、大学受験を目指して昨年試験を受けたものの、惜しくも1教科のみ不合格。子どものためにもと、今年も試験を受けるそうだ。

 アイドルグループ“光GENJI”の元メンバーで俳優の大沢樹生(48)は、1996年に元女優の喜多嶋舞(45)と授かり婚したものの、2005年に離婚。息子の親権は喜多嶋側にあったが、小学校を転校させたくないという理由で、08年に一般人女性と再婚するまでの3年間、シングルファザーとして息子を育てていた。息子は難病を患っていたため、この時期の大沢のスケジュールは息子の通院と学校行事が優先で、仕事は午後4時までに切り上げていたそうだ。また、親権は07年に喜多嶋が再婚したため大沢に移っていたのだが、13年12月にDNA型鑑定をすると、大沢との父子である確率が0%だと判明。再び喜多嶋側に親権が移っている。

 我が国のシングルファザーの世帯総数は22万3000世帯で、シングルマザーの総数123万8000世帯の約5分の1となっている(厚生労働省・平成23年母子世帯等調査より)。シングルマザーに比べれば割合は低いものの、平成17年は20万3000世帯だったので、増加傾向にあるといえるだろう。今後もシングルファザーの芸能人が、増えていくかもしれない。

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