18~23日、ボートレース鳴門で「ルーキーシリーズ第1戦」が開催される。若き力が激突、アグレッシブな闘いと高配当舟券に注目だ。
鳴門は小鳴門海峡に面した海水面で、水も景色もきれいなボートレース場である。防波堤があるため大きな波やうねりはないものの、干潮、満潮で乗り心地が違ってくるという。インコースの1着率は46.2%(2017年1~12月)。ちなみに、大村は62.8%である。
全国24場の中でも5コースが強く、万舟券も多い場といわれているが、11~1月の鳴門の結果をチェックしてみたところ、今開催では3号艇に注目してみたい。11月4日第10Rは3連単326=5万1560円、16日第6R316=2万2590円、19日第8R354=4万3290円、12月11日第8R342=2万2750円、1月4日第3R312=1万1480円、8日第8R321=1万8530円などの高配当が飛び出した。
また、2着や3着付けにしても美味しい舟券にありつける。11月10日第1R123=5780円、16日第8R134=8610円、23日第9R163=3万420円、25日第5R432=7万6720円、12月10日第3R543=9万410円、14日第2R234=3万1180円、24日第1R231=1万9080円、26日第4R143=1万520円、1月10日第2R431=2万1450円など、3号艇に要注意!
ボートレースはモーターも重要だ。27号機(2連対率49.4%)、59号機(2連対率46.2%)、17号機(2連対率44.7%)が好成績。念頭に置いて予想したい。
■鳴門ルーキーシリーズのオススメ選手!
大興奮の熱戦と高配当が期待できる、ボートレース鳴門「ルーキーシリーズ第1戦」。今開催でオススメの激走レーサーを見ていこう。
●菅章哉選手
お正月開催の地元・鳴門戦で5コースから見事に優勝! 3連単561=3万3570円のお年玉舟券を提供したが、1号艇の1着率は83.3%、3連対率93.3%(直近6か月・以下同)。さらに、2号艇の3連対率73.9%、3号艇の3連対率も75%で、内のコースも強い。
日々のトレーニングではランニング10キロをこなし、草野球で四国3位の経験もあるという菅選手。持ち前の運動センスで頭角を現し、たびたび優勝戦進出を果たしている(昨年は2度のV)。今開催でも当然、優勝候補の一角だ。
●近江翔吾選手
年明けから連続して準優勝戦まで進出。コンスタントに走れている。13日の蒲郡第7Rでは3号艇からマクリ差し、351=1万1300円を叩き出した。
中学時代に卓球・愛知県大会団体3位。優れた反射神経と瞬時の状況判断で、昨年6月以来のVを目指す。
●木下翔太選手
昨年末はG1尼崎センプルC特別A戦1着(462=8万5300円! 木下選手は4号艇で1着率36%、3連対率84%の高率)、G1鳴門大渦大賞準優勝、SGグランプリシリーズ住之江選抜戦3着など、大舞台でも激走。今後のさらなる活躍が期待される若手レーサーだ。
高校時代には硬式野球の大阪大会で準優勝。大学への推薦ももらっていたが、悩んだ末にボートレースの道へ。その身体能力を生かした鮮やかなターンから目が離せない!
●堀本和也選手
(A1級 登録番号4732 111期 徳島支部 1989年4月2日生まれ 167センチ 53キロ A型)
昨年8月の鳴門戦で悲願の初優勝。地元でもある思い出の当地で再びVを狙う。
「人生の頂点と谷底の両方を経験したい」 ストイックな性格を覗かせる堀本選手だが、「ボートレースの魅力はスタート」と言うとおり、今期適用の平均スタートタイミングは0.11。攻めのスタートに注目したい。
1月7日から12日まで行われた丸亀戦では準優勝戦に進出し、9030円、7560円、7240円の好配当も演出。良い流れで地元戦に臨む。
●山田祐也選手
ボートレース界きってのイケメンレーサー(トップの写真)。昨年11月には2節連続で優勝し、調子の波に乗ると爆走する。
アグレッシブさが魅力的な山田選手、それが現れたのが前節の福岡戦だ。1月13日セミファイナルで、インに構えたSGウィナーの仲口博崇選手相手に一時はトップを奪う激走。結果的には敗れてしまったものの、翌日の第6R、同じ2号艇でマクリ勝ちを決めたのである。見ていて気持ちが良い航跡だった。攻めるハンドルさばきに、ぜひ期待したい。
●仲谷颯仁選手
昨年は1月に初優勝を果たすや、4月と8月にも優勝して3戦でVを飾った。今年初戦の若松戦では準優勝した仲谷選手だが、注目したいのは2号艇。前節まで3連勝しているので、要チェックだ。
小学生からやっていたサッカーは、高校時代に福岡県ベスト8。ボートレース鳴門の水面でも、Vゴールを決めるか!
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