「格安スマホ」超カンタン乗り換え術を大公開!

 “当然”と思い込んで毎月払っていた数千円は、実は浮かせることができる。知らぬが損の激安乗り換え術を公開!

「新年になって、目標や計画を立てる人も多いですが、ぜひ挑戦してほしいのが格安スマホへの乗り換え。1か月で5000円以上安くなることはザラで、一般的な契約期間の2年間では10万円以上もお金を浮かせることができますから!」

 こう話すのはITライターだ。ここ数年、「格安スマホ」という単語に接する機会が増加。「格安」の言葉は魅力だが、“ハイテク機械はよく分からない……”と諦めていた読者も多いだろう。しかし、「実際は超簡単。さらに、現在は電話番号を変える必要もありません!」(前同)と言うのだ。そこで、数万円の節約が当たり前の“格安スマホ乗り換え術”を公開しよう!

■ガラケーより安くなることも

 まず携帯電話は、ボタンがついている“ガラケー”と、ボタンがついていないスマホに大別される。ある調査では、ガラケーの1か月の平均的な利用料金がおよそ2800円で、スマホの場合はおよそ7800円だという。ただし、格安スマホでは、月々1500円程度の最安値から2980円程度の料金というから、ガラケーより安くなることもあるのだ。「この通常のスマホとは、ドコモ、au、ソフトバンクの大手のキャリア(携帯電話会社)のこと。一方、格安スマホとは大手ではなく、楽天モバイル、イオンモバイル、マイネオ、UQモバイルなどです」(同)

 つまり、ドコモ、au、ソフトバンクから、それ以外の会社にすれば、料金がグッと下がるというわけだが、ここで不安に思う人もいるだろう。同じ通話サービスなのに、なぜ半額以下の料金になるのか、と。「大手キャリアの通信設備を借りることで設備投資や維持コストがなく、その分、利用料金を安くしているんです。そのため、通話可能範囲が狭いなどということはありません。ただし、その“回線量”が少ないため、時間帯によっては通信環境が悪くなることもありますが、通常使用であれば気にならないレベル」(家電量販店販売員)

■「SIMカード」を差し替えるには?

 不安を払拭したところで、実際の乗り換え方法をまとめよう。方法は2つ。(1)本体ごと買い替える。(2)「SIMカード」を差し替える。(1)については分かりやすく、今ある携帯電話を使わずに、すべてを新規契約するだけ。この場合、通常料金に加えて本体の料金を支払う必要がある。ちなみに、現在ガラケーを使っている人は、この方法で乗り換えることになる。

 恐らく説明が必要となるのは(2)についてだろう。そもそも「SIMカード」とは、携帯電話版「ETCカード」のようなものと思ってもらえばいい。このSIMカードを差し替えることで、今使用中のスマホはそのままに格安キャリアに乗り換えることが可能になる。この場合、格安キャリアでSIMカードを契約して、それを今使っているスマホに差し込むだけでいい。ただし、ここで注意点がある。「もともと契約している会社がauとソフトバンクの場合、『SIMロックの解除』という作業が必要になります。とは言っても、“解除してください”と、ただお願いするだけ。ネットで申し込めば無料ですが、店舗に行ってスタッフにお願いすると、3240円の手数料が発生します。さらにauとソフトバンクで2015年5月以前に発売された機種は、SIMロック解除に対応していないため、本体の買い替えでの乗り換えが必須となります」(格安キャリア社員)

 ちなみに、ドコモユーザーの場合はSIMカードの解除が必要ないケースが多い。あなたが、〈本体買い替え〉〈SIMカードを格安SIMに差し替える〉〈SIMロックを解除して格安SIMに差し替える〉のうち、どれが適しているかは、文末のチェック表で確認してほしい。

■マイナンバーポータビリティを忘れずに

 いずれの方法でも、忘れてはいけないのが「MNP(マイナンバーポータビリティ)」。これは、今使っている電話番号をそのまま利用して、乗り換えること。「MNPは、電話や契約しているキャリアの店舗で申し込むだけで“予約番号”を入手できます。あとは格安キャリアの契約手続きの際に、その予約番号を持って行くだけ」(前同)

 MNPには2000~3000円の手数料がかかるが、乗り換えた後に“番号を変えました”と知人らに連絡する手間を考えれば、便利なサービスと言えよう。

 以上をまとめれば、格安スマホへの乗り換えは〈本体ごと買い替えるかSIMカードを変えるか決める〉→〈MNPの申請をする〉→〈MNP予約番号を持って、格安キャリアと契約〉だけ。実は、とても簡単だ。

■どのキャリアを選ぶべきか?

 では、乱立する格安スマホ会社の中でどのキャリアを選ぶのか。各社、提供サービスと料金が違うだけに、精査する必要がある。文末の表では、ドコモと格安キャリア4社の料金を比較してみた。この表でも分かるように、スマホの契約で料金や使用状況に大きく関わるのが、「通話」と「データ通信」。通話は説明するまでもなく、通常の電話機能だが、「格安スマホ会社では、5~10分程度の会話が無料というのが一般的。中には〈1か月で60分間の国内通話が無料〉〈通常料金にプラス1000円支払うことで、かけ放題〉など、サービス内容が異なりますので、自分に適した会社を選んでください」(同)

 さらに、もう一つのデータ通信だが、これは、インターネットの閲覧のほか、LINEやメールなどを利用する際に必要なもの。現状、1GBが1000円程度の価格のため、余らせないように契約したい。目安は、文末の表を参考にしてほしい。「5~6GBにすれば、かなり閲覧できますから、お孫さんの写真や動画もたくさん見ることができます。一方で、インターネットをまったく使わないという人は、データ通信の契約内容を薄くすることで、月々の料金をかなり抑えることができますよ」(同)

■手厚いサポートは受けられない

 通話とデータ通信以外、サービスに差はほとんどない格安スマホだが、一方で、注意が必要な点もある。まず、格安キャリアでは、メールサービスがないため、Gメールやヤフーメールを利用する必要がある。また、「店のスタッフに使い方をよく聞きに行く」「故障したら代替サービスなどを受けたい」など、大手キャリアのような手厚いサポートは、格安スマホでは受けられない。加えて、「格安スマホが安くなるのは基本的に最初の2年間だけなので、今後、2年ごとに他社に乗り換えていく必要がある」(ITジャーナリスト)そうだ。

「現在、大手キャリアも割引サービスの拡充を図っています。たとえばドコモは、ほとんど何もしないで毎月1500円割引になるドコモウィズを提供。パケットも5GBから2GBに変更すれば、こちらも毎月1500円割引きになります。2つ合わせれば、2年間で7万2000円も安くなる。乗り換えない人もプランの見直しで節約してください」(ITジャーナリスト)

 携帯電話に余計なお金をかけるべからず!

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