星野源が語った、新曲『ドラえもん』制作秘話に感動「作品愛にあふれてる」の画像
星野源が語った、新曲『ドラえもん』制作秘話に感動「作品愛にあふれてる」の画像

 1月16日深夜、歌手の星野源(36)が、ラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、新曲『ドラえもん』のフルバージョンを初公開。星野が語った制作秘話が、ファンを驚かせたようだ。

 星野は、2月28日に11枚目のシングル『ドラえもん』を発売。これは『映画ドラえもん のび太の宝島』のために書き下ろした曲で、映画の予告編では90秒のショートバージョンが公開されている。

 この日のラジオで、星野は新曲『ドラえもん』のフルバージョンを初オンエア。その後、星野は「この曲は思い入れがありますよ」と、楽曲制作時のエピソードを語った。歌詞には、『ドラえもん』に関連する言葉が散りばめられており、冒頭の「少しだけ不思議」という部分は、作者の藤子・F・不二雄先生が、SFのことを「“少し不思議”の頭文字」と表現したことに発想を得たと明かした。

 また、曲名を『ドラえもん』とした理由は、子どもからお年寄りまで知らない人がいない国民的キャラクターの名前をタイトルにつけることが、「ものすごい面白いと思ったし、自分の中でワクワクした」とコメント。これは2016年発売のヒット曲『恋』のときと同じ感覚だと語っていた。

 さらに同曲の間奏は、ドラえもんのテーマソング『ぼくドラえもん』のオマージュになっているそうで、星野は許可してくれた作曲家の菊池俊輔氏に感謝を述べていた。

 星野の『ドラえもん』へのリスペクトあふれる制作裏話に、ファンは感激。ネットには「普通のアーティストなら敬遠しそうなことを思い切る度胸がすごい」「誠実な星野さんだから許されたんだと思う」「裏話まで作品への愛にあふれてる!」など、星野の制作スタイルを称賛するコメントが目立っていた。

「星野源は、ギャグ漫画『聖☆おにいさん』(講談社)がアニメ映画化された際にも主題歌を手がけています。それは『ギャグ』というタイトルの曲ですが、当時星野はこの曲について『すべての漫画家・アニメ制作スタッフの皆さんに捧げる曲です』と説明していました」(音楽誌ライター)――作品への愛を感じる1曲。

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