年が明けて金杯だと思っていたら、もう1月最後の日曜。「一月往ぬる二月逃げる三月去る」とあるように、この時期はあっという間に過ぎ去っていきますよね。そうすると、またすぐGWになり夏休みになり年末になり……。これ、気づいたら死んでしまいますね(笑)。

■荒れそうな気配がプンプン

 そんな最終週は、「シルクロードS」と「根岸S」が行われます。カフジテイクとキングズガードが有力な根岸Sより、荒れそうな気配がプンプンするシルクロードSの予想でいきたいと思います。

 まずこのレースの血統データを調べると、父SS(サンデーサイレンス)系が不振を極めています。その代わり母父SSになると、一気に好走率が高くなるんです。過去1年分の京都1200メートルのデータを見ても、母父SSは高い複勝率を誇っています。

 そこで◎は父ミスプロ系×母父SSのセカンドテーブル。自身も一昨年4着、昨年3着と同レースに相性抜群です。前走のCBC賞は13番人気2着と激走。フロック視されていますが、タフな馬場の中のハイペースを先行し粘りきったレースぶりは、負けて強しのひと言。その後骨折してしまい、故障明けというのが心配ではありますが、1週前の調教タイムがCWで80.2-36.6-11.5という凄まじい動き。肩を故障した投手が、下半身や体幹を鍛えたら飛躍的に球速が伸びたようなものでしょうか。休み明けが嫌われて、そこまで人気もなさそうですが、前半すんなりと好位置を取れれば、走ってきてもなんらおかしくありません。鞍上の水口騎手は今年で9年目。悲願の重賞制覇に期待です。

 ○はセイウンコウセイ。昨年の高松宮記念の勝ち馬と、実績はナンバーワン。その高松宮記念以降の成績が芳しくないように見えますが、松田大作騎手に乗り替わった前走は、積極的な競馬で7着。ただ、着差は0.2秒差でしたし、松田騎手も「復調の兆しはあった」と話しています。それと今開催の京都は、京都金杯でブラックムーンが勝利したように、アドマイヤムーン産駒がよく走る馬場ですし、血統的にもピッタリです。

 ▲はファインニードル。こちらもアドマイヤムーン産駒です。展開としては、セカンドテーブルと同じように先行して抜け出したいはず。2走前にセントウルSを制しているので、阪神向きな面もありますが、京都も[2・1・2・3]と悪くありません。川田騎手に乗り替わるのも大歓迎。チャンスはありそうです。

 ★はミッキーラブソング。血統に魅力がある馬。ミスプロ系のキングカメハメハ産駒で、母父はSS系のフジキセキ。過去1年、母父フジキセの馬の京都1200メートルは[2・1・1・5]となかなかの相性です。実力的には1枚落ちる印象ですが、前走はオープンながら勝って勢いがありますし、ハンデも重くないので注意が必要です。

 人気になりそうなダイアナヘイローは、ここがメイチではないでしょうし、ナックビーナスは横山典騎手からの乗り替わりが微妙で、思いきって消します。

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