『ザ!鉄腕!DASH!!』、TOKIO制作の“もり”が歴史博物館に展示の画像
『ザ!鉄腕!DASH!!』、TOKIO制作の“もり”が歴史博物館に展示の画像

 1月28日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で、縄文人が使っていたサメの歯を用いた“もり”をTOKIOが再現。そのもりが歴史博物館に展示されることが決まり、視聴者を驚かせたようだ。

 2017年10月放送の同番組で、TOKIOは体長3メートルの巨大ヨシキリザメを釣り上げた。そのサメから取った歯で“もり”を作ることにしたTOKIOは、海洋環境専門家の木村尚氏と歴史博物館学芸員の高橋健氏にアドバイスをもらいながら、縄文時代に使われていた“もり”を再現。

 ペンチを使ってサメのアゴから歯を抜き、紙ヤスリで磨き終えると、山口達也(46)はもりの柄となる木材を探し始める。城島茂(47)が「(木材)落ちてるかね?」とつぶやくと、高橋氏は「えっ、拾う!?」とビックリ。そんな高橋氏に、山口は「基本、うちの番組は買わないんですよ」と説明していた。

 縄文時代のもりを制作するTOKIOの作業を見ながら、高橋氏は「サメの歯でもりを作るのは、私の知るかぎり初めての試み」とコメントし、「実験考古学的にも意味のある試み」と絶賛。そんな高橋氏の言葉を聞いた山口は「えー、そんなにすごいことなんですか?」と驚いていた。

 こうして完成した「サメの歯のもり」で、実際に海にいるタコやエイを捕獲することに成功。そして後日、横浜市歴史博物館から番組に正式な依頼があり、TOKIOが作ったもりは「サメの歯の漁具」として歴史博物館に展示されることになった。

 TOKIOの制作物が学術的に高く評価されたことに対し、視聴者も驚嘆。ネットには「博物館に作品が展示されるって、普通にすごいこと」「TOKIOはいつか博物館すら作れるアイドルになるんじゃないか」「学術的にかなり価値のあることをやろうとしているアイドル」など、TOKIOへの称賛コメントが相次いでいた。

「『鉄腕ダッシュ』でTOKIOは、他にも学会で発表するレベルの発見をしています。2017年4月には、城島と山口のコンビが東京湾沖で古代サメ“ラブカ”を生きたまま捕獲。同行していた海洋環境専門家の木村尚氏が、“これすごいですよ、学者も驚くやつ!”と大興奮するほどの快挙でした」(芸能誌ライター)――次はどんな偉業を成し遂げるのだろうか。

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