今年も3月1日に、競馬学校を卒業した初々しい新人騎手がデビュー。今年の新人騎手は栗東所属の西村淳也君、服部寿希君。そして美浦所属の山田敬士君の3人。昨年が5人、藤田菜七子フィーバーの一昨年は6人がデビュー。今年はわずか3人で極端に少ない印象。確かに新人騎手を取り巻く環境は、年々厳しくなっている現実があります。それは昨年のリーディングジョッキーの成績が物語っています。ルメール、戸崎、Mデムーロのトップ3人だけで、なんと541勝。うちG1は10勝。競馬学校卒の福永騎手が離れた4位。昨年、未勝利の騎手が7人。37名の騎手が4勝以下。この高い壁を破ることができるのか、まずは彼ら3人の新人騎手のお手並み拝見です。

■G1高松宮記念に向けて!

 さて今週は中山で「オーシャンS」。来月に迫ったG1高松宮記念につながる一戦。京阪杯を制したネロ。桜花賞馬レーヌミノル、シルクロードSで鋭く肉迫したフミノムーン。昨年のオーシャンS2着ナックビーナス。

 私の注目はリエノテソーロにビップライブラリー。なかでも魅力あるのがリエノテソーロ。前走のターコイズSは思い切った逃げ。6着でしたが0秒2差。NHKマイルC2着の実績。楽しみです。

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