米大統領トランプ狂奏曲は止まるどころか全開中。イスラエルの首都をエルサレムとし、大使館を移すと爆弾発言。世界から猛反発を受けたのは最近のこと。そして今度は米国に入る鉄鋼に25%、アルミに10%の関税を掛けると発言。これにEU側は即座に、米国ハーレー等の製品に関税だと応酬。それにトランプはEU車に「高額関税だ。貿易戦争だ」とファイティングポーズ。

 一方で日本や中国の米国向け鉄鋼、アルミ製品は東南アジアや中近東に向かい、そこではダンピングの嵐になる可能性大。トランプによる保護貿易は、世界同時株安、深刻なクライシスを招くことになぜ気づかないのか呆れます。

■G1天皇賞・春へ向けて!

 さて今週は天皇賞・春の前哨戦「阪神大賞典」です。ステイヤーズSを圧勝したアルバートが人気の中心。そして京都記念を快勝したクリンチャーは菊花賞2着。同じ4歳でチャレンジCを制したサトノクルニクルが有力圏と見られています。

 ここは一番、レインボーラインの末脚に食指。一昨年の菊花賞でサトノダイヤモンドの2着。スタミナはバッチリ。ジャパンCが6着、有馬記念8着と過去2走は不振ですが、有馬のあとはじっくりと調整。昨秋の天皇賞でも宝塚記念以来ながら3着。虎視眈眈です。

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