米津玄師「Lemon」効果、アンナチュラル中堂の回想に視聴者号泣の画像
※画像は米津玄師のオフィシャルサイト『REISSUE RECORDS』より

 シンガーソングライターの米津玄師(27)による先行配信シングル『Lemon』が累積ダウンロード数50万件を突破。同曲がテーマソングとなっているドラマ『アンナチュラル』(TBS系)の第9話では、井浦新(43)演じる中堂系による回想シーンに長尺で使用され、視聴者から「涙が止まらない」など、感動の声を集めた。

 死因究明のスペシャリストたちが集う“不自然死究明研究所(UDIラボ)”を舞台とした同ドラマ。3月9日に放送された第9話では、空き店舗に置かれたスーツケースの中から発見された、若い女性の遺体を調査する展開が描かれた。

 法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ/31)が遺体を調べると、口の中に金魚のような印が残っていることを発見。この印は、数年前に殺された中堂の恋人、糀谷夕希子(橋本真実/34)の口の中にも残っていたもので、中堂は、夕希子を殺した犯人に復讐するため、同じ印がつけられた死体を探していた。

 解剖の結果、スーツケースの遺体はボツリヌス菌による中毒死が原因ではないかと検査が進むが、死因が分かっただけでは犯人への糸口がつかめない。焦る中堂に、夕希子が生きていた10年前の記憶がフラッシュバックし始める。中堂の記憶は定食屋で初めて会ったときまでさかのぼり、初めて二人きりで話した記憶や、デートに出かけたときの思い出もよみがえる。そして、絵本作家を目指していた夕希子が「1冊目が出せました!」と自分の絵本を取り出す場面のバックに、米津の『Lemon』が流れた。

 夕希子の絵本は『茶色い小鳥』というタイトルで、小鳥が死んで花に生まれ変わる物語を描いたもの。その後、記憶は中堂が殺された夕希子の遺体を解剖しようとメスを入れる瞬間まで飛び、『Lemon』がこれまでよりも長尺で流れ続けた。

 一匹オオカミで、UDIメンバーともなじんでこなかった中堂が、回想シーンで夕希子には笑顔も見せていた。『Lemon』の効果も十分だったようで、泣いてしまったという視聴者が続出。放送中からSNSには「ここで流すのは本当にズルい」「遺体と対面するところで死ぬほど泣いてしまった」「“夢ならばどれほど良かったでしょう”って歌詞がつらすぎる」「すごい演出だった、まんまと泣いてしまった」といった声があふれた。

「ドラマの公式ツイッターでは、9話放送前に“主題歌のLemonが、ラストではなくここぞ! というシーンで流れます”と予告されていました。毎回『Lemon』は、物語ラストを盛り上げていましたが、今回は中盤での使用でした。同曲は先行配信されていましたが、3月14日にはシングル盤が発売となりましたし、さらに大ヒットしそうな気配です」(テレビ誌ライター)

 ドラマ『アンナチュラル』は、16日の放送で最終回を迎えるが、最後の『Lemon』が、どの場面で登場するかにも注目だ。

※画像は米津玄師のオフィシャルサイト『REISSUE RECORDS』より

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