3月11日放送のテレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)で、友蔵がおばあちゃんを絶賛するシーンがあり、視聴者をほっこりさせたようだ。
この日放送された「清水小町をめざせ!の巻」というエピソードでのこと。ある日、まる子は、お姉ちゃんが洗濯ばさみで鼻をつまみ、鼻を高くしようとしているところを目撃。まる子は、お姉ちゃんの行為を「ムダな努力」だと笑い、あの両親から生まれた自分たち姉妹は、どう頑張っても美女にはなれないと自虐した。
その後まる子は、おばあちゃんは若い頃“清水小町”と称されるほどの美人と言われていたことを思い出し、友蔵に若い頃のおばあちゃんの写真を見せてもらう。だが、若かりし頃のおばあちゃんは、わりと地味な印象で、まる子は少しガッカリする。
しかし、そのとき帰宅したおばあちゃんを見ていると、羽織を脱ぐしぐさや、お茶を入れるしぐさなど、立ち居振る舞いがシャンとしていてキレイで、思わずまる子とお姉ちゃんは見とれてしまう。
それに気づいたおばあちゃんは、「着物を着ているせいじゃよ」と謙遜するが、友蔵は「いや、ばあさんは昔からシャンとしておった」とフォロー。そして友蔵が「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」と美人を形容すると、まる子は「そんな人いるのかね?」とツッコんだ。
すると友蔵は、「ここにいる!」と、おばあちゃんを指差して主張。そして「顔は地味でも、ばあさんは昔、清水小町と名をはせた!」と力説した。
その後も、友蔵は昔を思い出しながら「あのときのばあさん、キレイじゃった」とのろけるシーンもあり、視聴者をほっこりさせたようだ。ネットでは「こんなにデレる友蔵、珍しいな」「友蔵、おばあちゃんのこと好きすぎるでしょ」「おばあちゃんにベタぼれしてる友蔵かわいい」「友蔵のおのろけ回最高。たまらないな」「おばあちゃん大好きな友蔵と、塩対応気味のおばあちゃんのギャップが良すぎ」など、友蔵の“おばあちゃん愛”を称賛するコメントが相次いでいた。
いくつになっても妻を褒め称える友蔵と、それを謙遜するおばあちゃん。そんな二人は、理想的な夫婦なのかもしれない。