３月１８日放送のアニメ『サザエさん』（フジテレビ系）で、波平とマスオのお酒の飲み方が視聴者の注目を集めた。
この日放送された「わが家の心配の種」というエピソードでのこと。ある日、出勤前の波平とマスオに、フネとサザエは飲みすぎないようにと注意する。二人とも、加減をして飲んでいるから大丈夫と言って出勤していくが、その夜二人はベロベロに酔っ払って帰宅。これにはフネとサザエもあきれかえってしまう。
翌朝、二日酔いの波平とマスオは起床が遅くなり、フネとサザエは起こすのに一苦労。それを見ていたカツオとワカメは、「飲みすぎて体を壊しはしないか心配してるんだよ」「あんまりお母さんたちに心配かけないでね」と、二人に注意を促す。
さらにサザエは“飲みすぎるな”という警告の意味をこめて、二人のカバンに胃腸薬を忍ばせる。しかし、その夜も波平は、胃腸薬があるから心配ないとお酒を飲みに行き、マスオも酔っ払って帰宅する。
まるで懲りない波平とマスオに、サザエとフネはさらなる策を講じる。カツオ、ワカメ、タラちゃんに早寝早起きをさせて、波平たちが早く帰ってこないと子どもたちの顔が見られないという作戦を実行。
これでようやく波平とマスオは反省したが、連日の酒浸り生活に視聴者からもツッコミが続出。ネットには「これはなかなかひどい」「波平の思考が完全にアルコールに支配されててヤバイ」「子どもを人質にとられて、やっと反省かよ」など、お酒が好きすぎる二人に厳しいコメントが相次いでいた。
子どもたちに早寝早起きさせる作戦は、波平とマスオを反省させることに成功。しかも、寝坊が多いカツオに遅刻の心配がなくなるという、まさに一石二鳥の作戦となったようだ。
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