イモトアヤコ
イモトアヤコ

 2017年10月14日に放送された『世にも奇妙な物語2017秋の特別編』(フジテレビ系)で、女優の中山美穂が、『フリースタイル母ちゃん』という作品でラップを披露して話題になった。同作品は、主婦役の中山が、パート先のスーパーで店長からセクハラを受けたり、思春期の息子から距離を置かれたりとさえない日常を送るも、露天商から買ったリップクリームを塗ることでラップが得意な主婦へと変身。最後はラップバトルにまで発展するという内容だった。

 もちろん、中山はラップ初挑戦でかなりの練習を重ねたそうだが、中山の他にも過去にテレビ番組や舞台で、意外な芸能人が本気のラップを披露している。

小西真奈美は舞台でもラップを披露

 まずは、女優の小西真奈美だ。おっとりとしていて、しとやかな印象が強い小西。しかし、そんな小西は、ラッパーのKREVAが14年に発売したシングル『トランキライザー』のカバーを16年にリリースしている。さらに、同年行われた、KREVAの楽曲と演劇を融合させた音楽劇『最高はひとつじゃない2016 SAKURA』でもラップを披露。KREVAからは「美声をいかしたラップになっています」と、合格点を与えられている。

 俳優のディーン・フジオカは、17年6月30日に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の2時間SPと、7月1日に放送された『THE MUSIC DAY 願いが叶う夏』(日本テレビ系)でラップを披露。両番組で披露されたのは、ファーストシングルに収録されている『Unchained Melody』で、曲中にあるラップパートに注目が集まった。普段はクールなイメージのあるディーンだが、熱い魂を叩きつけるようなラップに、ネット上で絶賛する声も見られた。

 最後はお笑いタレントのイモトアヤコだ。今年のドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)に、ヒロインのマタニティ友達役として出演し、第4話でラップバトルに挑んだ。しかも、相手は本人役として出演した人気ラッパーのDOTAMA。劇中、スムーズに毒舌ラップを披露していたイモトだったが、ラップは初挑戦で、本番では緊張で手足が震えるほどだったという。

 意外と多いラップを披露した芸能人たちだが、みな思った以上にしっくりときていて驚かされることが多い。やはり一流の人間は、本業以外もうまくこなせる器用さを持っているようだ。

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