『ランク王国』最終回、ラルフ最後の“チェケラー”に「泣ける」の画像
※画像はTBS『ランク王国』番組公式サイトより

 3月24日深夜の放送で『ランク王国』(TBS系)がひっそりと番組の歴史に幕を閉じた。同番組は1995年から放送を開始、コミックや食品関係など、あらゆるジャンルの情報をランキング形式で紹介し、街角アンケートを毎週実施してきた。

 番組のMCは現在フリーの進藤晶子アナウンサー(46)を初代に、代変わりで若手の女性タレントやモデルが抜擢され、最後となった11代目は加藤里保菜(22)が担当。また、放送開始当時から“ラルフ”というCGキャラクターが登場し続けた。

 ラルフは緑色のドラゴンのような姿で、大きな紫色の瞳が特徴的。頭には2本のツノが生えており、ジェット機のようなエンジンと羽根がついた全身銀色のスーツを着用している。番組内ではMCとのかけあいを披露することがあり、初代声優は嶋村カオルが担当。2012年6月からは2代目の関山美沙紀が最終回までラルフの声を演じた。

 24日の放送では“ビール人気TOP10”“原宿の女性300人に聞きました 将来の夢TOP10”“月間アニメソフト売上TOP10”など、いつも通りにアンケート結果を紹介。番組終盤、故尾崎紀世彦氏の『また逢う日まで』をBGMに、ラルフから「ランク王国は今日でテレビから卒業します」「これまで番組を楽しんでくれたみなさん、どうもありがとうございました」「最後はみんなで一緒に、チェケラー!」と最後のコメントが伝えられた。

「この春、『めちゃ×イケてる!?』や『ウチくる!?』(ともにフジテレビ系)など、20年以上続く長寿番組の終了が話題を集めていますが『ランク王国』の終了も、また寂しいもの。先んじてフジテレビを去った『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)では、番組ラストにとんねるずの二人が“バーイ、センキュ”という、いつものセリフで幕引きしましたが、今回のラルフの“チェケラー”もそれに並ぶ名言のようにも思います。思わずうるっとしたという人も少なくないのでは」(テレビ誌ライター)

 22年半という歴史に幕を下ろした『ランク王国』。番組終了後、やはり「寂しい」という人は多く、ネット上では「ちょっとラルフが話しただけでいつも通りに終わっていく感じがカッコいい」「若いときからずっと見てた。あばよラルフ!」「ラルフの最後のチェケラー、泣けるな」「もうラルフが見れなくなると思うと悲しい」「チェケラーもラストか~」といった声が目立った。

※画像はTBS『ランク王国』番組公式サイトより

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