加藤綾子
加藤綾子

“カトパン”こと、フリーアナウンサーの加藤綾子(32)が、本格的に女優デビューすることになった。記念すべき初仕事は、4月22日開始のドラマ『ブラックペアン』(TBS系)。「二宮和也主演の医療ドラマで、二宮の他にも、人気の竹内涼真葵わかな市川猿之助など豪華俳優陣の競演が話題の、この春一番の注目作品です。カトパンが演じるのは、元看護師で現在は治験コーディネーター。自分の信念を貫いて医療業界を牽引する、ストーリーに欠かせない重要人物というから驚きです」(テレビ誌記者)

 カトパンは、この新たな挑戦に、「がむしゃらに新人のつもりで、吸収できるものはすべて吸収して取り組みたいと思います」と、やる気満々。あの美ボディがドラマで、いかに躍動するのか楽しみだが、一部では「32歳の苦しい女優デビュー」(芸能記者)などといった意地悪な声もある。というのも、2016年にフジテレビを退職後、「いまいちパッとしない」(前同)との評価もあるからだ。「フリー活動スタートと同時に、新番組『スポーツLIFE HERO’S』(フジテレビ系)の日曜キャスターに就任しましたが、視聴率は低迷。今年2月の平昌五輪の現地キャスターにも起用され、活躍が期待されましたが、これといった存在感を見せることもないまま、番組は3月いっぱいで終了しました」(前同)

■ フジテレビの先輩・八木亜希子や高島彩に続いてカトパンも

 確かに、古巣のフジ以外でレギュラー番組を増やしたという実績もなく、フリーアナとして成功しているかというと、その評価は難しいところ。そんな彼女に舞い込んできたのが、連ドラのオファー。これまでもオファーはあったというが、ついに“挑戦”を決めたのだ。「新ジャンルにトライするのはすごいことです。でも、これで女優としてもコケたら、その後が苦しい。“婚活して玉の輿を狙うか、あるいは思い切ったセクシー路線への転向を考えなきゃいけなくなる”なんて声もあります」(同)

 新たな挑戦を、是が非でも成功させたいところだが、彼女の女優としてのポテンシャルは、いかに?「連ドラこそ初出演ですが、カトパンは、昨年の『世にも奇妙な物語’17秋の特別編』(フジ系)で、女優デビューしていますし、CMなどでも演技は経験済み。『志村けんバカ殿様』(同系)で、何度も志村とコントを演じており、その勘の良さを志村も絶賛していました」(フジ関係者)というから、演技力はお墨つきなのだ。

 芸能評論家の三杉武氏も、こうエールを送る。「フジの先輩である八木亜希子は、人気脚本家・三谷幸喜のお気に入り女優の一人ですし、フジの先輩では高島彩も、15年の『下町ロケット』(TBS系)で演技力が絶賛されていました。フジのエースを張るような人材は、キャスターの枠にとどまらない才能の持ち主なのでしょう。カトパンも新たな才能が開花する可能性は十分あるのでは」

 まずは、お手並み拝見だ。

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