ディーン・フジオカ
ディーン・フジオカ

 ディーン・フジオカ(37)が主演を務めるドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(フジテレビ系)が4月19日にスタートした。第1話から過激な拷問シーンがあり、ネット上で「こんなディーン様、見たことがない」「CGじゃないよね?」と話題になっている。

 “巌窟王”の復讐を描いた、アレクサンドル・デュマの小説『モンテ・クリスト伯』を原作とした同作。田舎の小さな漁師町の漁業会社で働く、主人公の柴門暖(ディーン)は、恋人の目黒すみれ(山本美月/26)との結婚を控え、順風満帆な生活を送っていた。だがある日、遭難事故で2週間にわたり海を漂うことに。船長を亡くしながらも無事に港へ戻った柴門は、ラデル共和国のテロ組織に関係のあった船長から受け取った手紙が原因で、自分も警察に疑われることになる。

 テロとはまったく関係のなかった柴門だが、裏の事情を知る警察は、柴門をテロの共犯者に仕立て上げる。柴門は、すみれとの結婚式当日に身柄を拘束され、ラデル共和国の刑務所に送られ、そのまま激しい拷問を受けることに。

 刑務所の職員たちは、柴門を外に連れ出し、石の上に寝かせるとロープで身を固定。柴門の顔に布袋をかぶせ、その上からホースを使った水責めを開始。その後は、ネズミがうろつく独房に放り込まれ、顔の上に止まるハエを払いのける気力もなく、長い牢獄生活に苦しむことになった。

「今回の拷問シーンは、本当に苦しかったようで、ディーン・フジオカはマスコミに向けて“撮影を一度止めてもらった”という裏話もしています。ディーンといえば、その端正な顔立ちから、これまでは紳士的な役が多かったですから、今回のようにハエまみれの役には視聴者も驚いたようです」(テレビ誌ライター)

 強烈な拷問シーンを見ていた視聴者からは、「ディーン・フジオカの顔がハエまみれ……」「おディーン様の顔にハエがたかってたけど、あれCGじゃなかったよね」「こんなディーン、見たことがない」「水責めのところ見てるだけでも苦しい」「ストーリーはこれからって感じだけど、なんかすごそうなドラマ」と、悲鳴が続出した。

 初回は平均視聴率5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と厳しいスタートになったが、ディーン・フジオカの迫真の演技で、今後注目度が上がっていきそうだ。

あわせて読む:
・『あなたには帰る家がある』、観る者をひきつける木村多江の「妖艶演技」