『半分、青い。』、“みうらじゅん化”豊川悦司の役モデルは有名映画監督?
※画像はNHK『半分、青い』番組公式サイトより

 豊川悦司(56)が今、世の中をざわつかせている。永野芽郁(18)がヒロインの鈴愛役を演じるNHKの連続テレビ小説半分、青い。』への出演が話題になっているのだ。豊川が演じるのは、秋風羽織(あきかぜはおり)というクセのあるマンガ家なのだが、まずはその濃厚なキャラを披露した4月26日の放送回を振り返ってみよう。

 律(佐藤健/29)に漫画を描くよう勧められた鈴愛は農協への就職も決まり、本格的に漫画を描き始めることに。その頃、東京にある秋風羽織の事務所、オフィス・ティンカーベルでは、編集者にマンガのタイトルを変えるよう求められた秋風が静かに怒りを表し、雑誌連載を勝手に断るなど、気難しい男という一面を見せていた。

 一方、律は受験に向け、苦悩する日々を送っていたが、東大ではなく京大を目指すことを決める。これを聞いたブッチャーこと龍之介(矢本悠馬/27)もまた「大学より友達や」と京都行きを宣言する。鈴愛の両親、晴(松雪泰子/45)と宇太郎(滝藤賢一/41)は、この先の鈴愛の人生を慮っていたが、当の本人である鈴愛は、漫画を描くのに必死。そして初めてのマンガを完成させると、早朝から律の家に向かうのだった。

 今週から登場した漫画の巨匠、豊川悦司が演じる秋風羽織は、ロン毛にサングラスという風貌。これには「みうらじゅん(60)に見える」という声が相次ぎ、SNS上で話題となった。「いや、佐村河内(守/54)だろ」「オジー・オズボーン(69)にも似ている」といろんな声も上がり、キャラクターよりも、その見た目に注目されていた。が、本当に注目すべきは、豊川が演じる秋風のキャラクターだ。なんでも、秋風羽織のモデルは、ある映画監督だという。

 NHKドラマガイド『半分、青い。PART1』(NHK出版)のインタビューの中で、豊川はこのように語っている。

「脚本の北川悦吏子さんの賛同も得て、とある映画監督をイメージして作っています。朝からさわやかじゃないと思いながらも(笑)」

 サングラスの映画監督というと真っ先に思いつくのは黒澤明だ。黒澤はご存じの通り、『七人の侍』や『乱』などで知られる巨匠。演出に一切の妥協を許さなかった、厳しい人としても知られている。秋風が見せる厳格さ、そして気難しい巨匠という雰囲気は、黒澤明をヒントにしている?

 また『Love Letter』などで知られる岩井俊二(55)も、秋風のモデルの可能性ありだ。ロン毛にメガネがトレードマークの監督だし、何より豊川はこの『Love Letter』に出演している。創作に対する真摯な姿勢や、その理知的な雰囲気などを、自身の役作りに活かしていてもおかしくない。

 鈴愛は今後、秋風の下で働くことになるが、この風変わりでやっかいなオッサン少女マンガ家との衝突が、ドラマの中心となっていく。準主役ともいえる秋風を演じるトヨエツが、どんな世界観を作ってくれるか楽しみだ。みうらじゅんっぽさにも期待しつつ、そのキャラクター性もしっかりチェックしていきたい!(半澤則吉)

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