ダウンタウン
ダウンタウン

 お笑い芸人の世界では、さまざまなコンテストが開催され、毎年のように新たなスターが誕生している。そこで今回は、「今最も“ネタが見たい”お笑い芸人」を、10代から50代までの男女100人に聞いてみた。

 まず、第3位(5%)にランクインしたのは、ブルゾンちえみ。恋愛の極意を語るキャリアウーマンのネタで大ブレイク。2017年に開催された『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)では初の決勝進出を果たし、決めゼリフの“35億”は、「ユーキャン新語・流行語大賞2017」を受賞した。ブルゾンを選んだ理由には、「キャリアウーマンが面白い」(31歳/男性)、「キメゼリフの35億が好き」(49歳/女性)など、ブレイクしたネタを挙げる人が圧倒的に多かった。

 続いて、第2位(8%)にはダウンタウンが選ばれた。もはや知らない人はいないであろう、人気お笑いコンビで、松本人志のシュールなボケと、浜田雅功の強烈なツッコミが特長。1990年代に放送されていた『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)を筆頭に、代表番組は数多く、現在も多数のレギュラー番組に出演している。ダウンタウンを選んだ理由には、「長い間ずっと面白い」(54歳/男性)、「今やお笑い界の大御所」(34歳/女性)など、長年活躍を見続けていた層から圧倒的支持を受けた。しかし、中には「ネタを見たことないから見てみたい」(25歳/男性)など、漫才師として人気絶頂だった頃を知らない若者からの支持もあった。

 そして見事、第1位(16%)に輝いたのは、サンドウィッチマンだった。高校時代の同級生だった伊達みきおと、富澤たけしによるお笑いコンビで、2007年開催の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で優勝。その後、一気にスターダムに上り詰めた。よくある日常風景をテーマにしたネタが特長で、伊達と富澤のスピーディなかけあいには定評がある。二人を選んだ人は「テンポが良く、必ず面白い」(28歳/女性)というサンドウィッチマンのスタイルを挙げる声が多く、中には「ハンバーガーショップのやつ」(39歳/男性)、「結婚式のあいさつ」(21歳/男性)など、具体的に見たいネタ名を挙げる人も多かった。

 ちなみに、第4位には和牛千鳥アンジャッシュの3組が同率(4%)でランクイン。和牛と千鳥は、どちらも『M-1グランプリ』に何度も出場しており、優勝経験こそないものの、実力を高く評価されていて、現在テレビ番組などで活躍中だ。アンジャッシュの渡部建児嶋一哉は、バラエティ番組だけでなく、現在ではMCやグルメリポーターなど、それぞれピンでの活躍が目立っているが、もともとは作り込んだコントネタに定評があるコンビだ。

 結果を振り返ると、今が旬の芸人よりも、実績のあるベテランコンビが上位を占める結果になったようだ。

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/

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