沢村一樹
沢村一樹

 2010年、2011年に放送された連続ドラマ『絶対零度』(フジテレビ系)シリーズの最新作『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(同)が、「月9ドラマ」として7月から放送される。主人公が過去2作で主演した上戸彩(32)から沢村一樹(50)へと変更されたことで、前シリーズの視聴者からは残念がる声が聞こえている。

 旧シリーズの主人公は新米女性刑事の桜木泉(上戸)で、シーズン1ではコールド・ケースと呼ばれる「未解決事件」、シーズン2では「潜入捜査」をテーマに桜木の成長と活躍を描いてきた。主役は交代するものの、今作でも桜木は登場するという。一流の捜査官に成長したが、ある事件の捜査中に突如消息不明となり、物語全体のカギを握るキーパーソンだと発表されている。

 沢村は、制作の発表にあわせて「脚本を読ませていただいて、『絶対零度』は成長し続ける作品なのだと実感しました」とコメント。「今回のキャストならではの“変化”を、皆さんに楽しんでいただきたいです」と、旧来のファンも楽しめることをアピールしながら大役への意気込みを見せた。

 しかし、旧作からのファンは主役の交代に複雑なよう。ネット上には「絶対零度は上戸彩主演でこそでしょ」「上戸作品のイメージが強いのに、主役から脇役に回るって、ちょっと違和感あるな」「個人的には好きな作品だっただけに、不安と期待が入り混じってる」「絶対零度も沢村一樹も好きだから見るけど、上戸彩は出てもすぐいなくなっちゃうのかな?」といった反応が目立った。

「沢村のキャリアは申し分なく、フジテレビ系でも2014年の『ブラック・プレジデント』にて、大学で経営を学び直す社長役で主演を務めています。月9作品では2010年の『夏の恋は虹色に輝く』に、松本潤(34)演じる楠大雅の兄役で出演。今回は満を持しての起用なだけに、視聴者の不安も吹き飛ばしてくれるでしょう」(テレビ誌ライター)

 よわい50の月9初主演は一体どんな作品になるのか。放送が待ち遠しい。

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