有吉弘行
有吉弘行

 5月20日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)で、お笑いタレントの有吉弘行(43)が若い頃に出ていたお笑いライブの会場で、お客として来ていた力士へ失礼なことを言ってしまったと振り返った。

 番組開始から1時間ほどたった頃、有吉は大相撲五月場所が8日目の中日を終え、ジョージア出身の関脇栃ノ心が8連勝で好調のため、「まぁ、10勝すれば大関昇進確実と言われておりますから、あと2勝ですか。これ、どうやらいきそうな感じがしておりますけれどもね」などと、今後の展望を予想。そして「相撲取りになりたいね、俺はやっぱ生まれ変わったとしたら」と語った。

 続けて、有吉は「やっぱちょっと粋じゃない。着物をパッと着てさ。草履はいてさ。びんつけ油でチョンマゲ結ってさ、歩いてんだよ。今どき」「侍と同じような格好じゃない。あの頃から変わってないんだよ」と大相撲の魅力を語り、さらにびんつけ油について「独特な匂いだね、アレね。昔、小さいライブハウスでライブやってるときに、誰かのお友達でお相撲さん来ててさ」と、有吉が若い頃のお笑いライブ会場でのエピソードを振り返った。

 当時、有吉はびんつけ油の匂いを嗅いだことがなかったそうで、会場内に漂っていた知らない香りに「うわ、臭えなぁ。なんだよ、この匂い」「なに? この匂い」と悪態をついていた。すると、客の中から力士が“ひょっこり”現れ、「すみませ〜ん、びんつけです」と謝られたそうで、逆に有吉は「あ、その匂いなんですか。すみません」と謝ったと語り、「殺されなくてよかった」と笑った。

 そして、有吉はびんつけ油の匂いについて、甘いような独特な匂いで、知ってしまえば嫌な感じではなく「この匂い、いいなぁ」って思えるとコメント。しかし当時は初めて嗅いだため、「なんだ、この匂い?」と思い、さんざん悪いこと言ってしまったと反省し、「優しいお相撲さんでよかった」と力士の対応に感謝していた。

「有吉は、以前から“公傷制度を復活させるべき”など大相撲の現状に苦言を呈してる、芸能界でも有名な好角家で、ラジオでも本場所が始まると独特な持論を展開しています。もちろん、力士のことをリスペクトしているので、びんつけ油の匂いを知らなかったとはいえ、悪く言ってしまったことを反省していたのでしょう」(お笑いライター)――大相撲中継のゲストに呼んでほしい!

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