若林正恭(オードリー)
若林正恭(オードリー)

 5月24日放送の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)の中で、レトロなゲーム機が登場。ファミコン世代の視聴者を喜ばせた。

 この日の番組では、「オードリーの日本全国廃品回収の旅」の企画を放送。廃品を集めて、春日俊彰(39)の部屋を“昭和レトロ”な雰囲気に模様替えするという内容だった。

 レトロな廃品を求めて茨城県を訪れた春日は、相方の若林正恭(39)と一緒に廃品回収を行うことに。茨城の民家をまわりながら、古そうな時計や桐タンスをゲットしていく。

 さらなる廃品を求めるオードリーは、造園業を営む男性に交渉。「捨てるに捨てづらいものがある」という男性の家の“蔵”に入ると、男性は1つの箱を取り出した。

 これを見た若林は、「ディスクシステムじゃねえか!」と絶叫し、春日も「これはいいぞ! これは昭和だぞ!」と大喜び。スタジオで見ていた俳優の小泉孝太郎(39)や、ブラックマヨネーズの二人まで、昔を懐かしんで盛り上がっていた。

 この「ディスクシステム」(任天堂)とは、かつて一世を風靡したゲーム機「ファミリーコンピュータ」の周辺機器で、1986年に発売。専用ディスクのデータを書き換えることで、安価で別のゲームが楽しめるというものだった。

 そんな懐かしいゲーム機の登場に、レトロゲームファンも大興奮。ネットには「懐かしいぃぃ!」「持ってた! よくおもちゃ屋さんで書き換えてた!」「当時を思い出して興奮した」「テンション上がって、倉庫から引っ張り出してきた」「懐かしいなー! 当時は画期的だった!」など、昔を懐かしむコメントが多数上がっていた。

「今回の廃品回収でゲットしたディスクシステムの定価は、当時15000円。ファミコン本体の値段が14800円だったため、ほぼ同じ値段の周辺機器は子どもにとってまさに“高嶺の花”でした。発売当時、子どもだったオードリーの二人が大喜びしたのも、無理もないことかもしれません」(ゲームライター)――当時の思い出が蘇る逸品!

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