6月17日放送の『笑点』(日本テレビ系)で、林家たい平(53)が披露した北海道の“ご当地ネタ”が、視聴者をとまどわせたようだ。
この日は、札幌テレビ創立60周年を記念して、北海道の岩見沢市から放送。大喜利のコーナーでも、北海道にちなんだお題が出題された。
冒頭のあいさつで、たい平は「その土地でしか見られないCMってありますよね」と切り出すと、会場から笑いが起こった。実は、たい平は北海道で放送されているコンビニチェーンの「セイコーマート」のCMに出演中で、道民にはなじみが深い。
続けて、たい平は「塩分控えめ、お惣菜がたっぷりあります」「お味がよろしいようで、セイコーマートたい平です」とCMのフレーズを織り交ぜてあいさつすると、会場は大きな拍手に包まれた。
これを聞いた司会の春風亭昇太(58)は、にが笑いをしながら「北海道にお住みでない方、すみませんでした」と、たい平のローカルすぎるネタを謝罪した。
林家たい平の「セイコーマート」発言だけでなく、大喜利では他のメンバーからも「釧路湿原」「日高牧場」などのご当地ワードが飛び出し、道民以外の視聴者は困惑してしまったようだ。ネットには「セイコーマートなんて初めて聞いた」「ネタがローカルすぎて分かんない」「セイコーマートってコンビニなの!?」「北海道民しか分からんだろ」「何が売ってんだろう……」といったコメントが相次いでいた。
「林家たい平がCMキャラクターを務める“セイコーマート”は、北海道ではおなじみのコンビニチェーンです。その創業は1971年で、セブンイレブンよりも早く、お惣菜が充実しているのが特長。北海道では抜群の知名度と店舗数を誇りますが、本州では埼玉県と茨城県に数店舗あるだけのようですね」(情報誌ライター)――『笑点』のおかげで知名度が上がった!?