6月24日放送のテレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)で、おじいちゃん・友蔵のまる子への愛が爆発。ネット上では感動の声が上がっている。
そのエピソードは『友蔵、まる子に疲れる?』の巻。同年代の知り合いである佐藤さんから、孫と遊ぶと疲れるという話を聞かされた友蔵。佐藤さんは孫と遊べること自体は嬉しいようだが、「年には勝てませんね」と苦笑い。一方、友蔵はまる子と公園で遊びながら、「わしはそんなふうに感じたことはないのう」と心の中で誇らしげにつぶやいた。
遊びから帰ってくると、お母さんは「まる子につきあって、疲れたんじゃありません?」と友蔵を気遣う。まる子と遊ぶことを疲れると思いたくない友蔵は、「いやいや! 疲れておらんぞ! 元気いっぱいじゃ!」と強く否定。
しかし次の日、家でぼーっとしていた友蔵を見たおばあちゃんは、「なんだか元気じゃないようじゃが」「今日は、ゆっくりしておいたほうがいいんじゃないかい?」と提案する。友蔵はおとなしくおばあちゃんの言うとおりにしようとしたのだが、まる子から友達も交えた遊びに誘われてしまった。
一度は誘いを断った友蔵だが、考えをあらためてまる子が遊んでいるはずの公園へと走って向かう。まる子が公園にいないと分かると街を走り回り、必死に探す友蔵。しばらくして、ついにまる子を見つけることができたのだが、ヘトヘトになってしまう。それでも友蔵は「わしは……わしは……まる子に疲れてなどおらん」と、自分に言い聞かせて遊びに入れてもらおうとする。
まる子と一緒に遊んでいたたまちゃんは、具合の悪そうな友蔵を見て「もしかして熱があるんじゃないですか?」と質問。まる子も友蔵の額に手を当てて、「少し熱いかも」「うちに帰って寝たほうがいいよ」と心配した。すると友蔵は、なぜか「よかった、よかった」と一安心。まる子に疲れたわけではなく、単に体調不良だったことにホッとしたのだった。
友蔵のまる子愛に、視聴者からは「今回の話、普通に泣きそうなんだけど」「友蔵の孫を思う気持ちに感動する」「私も友蔵おじいちゃんがほしい」「ほんとに、こんなおじいちゃんがいるまる子が羨ましい」といった反響が起こっている。
いつもまる子に優しい友蔵だが、今回のエピソードは特に視聴者の心に響いたようだ。