最近、スポーツが変わってきているな~と実感しています。先日、プロ野球「西武vsオリックス」を見ていたら、西武の金子侑司が盗塁した際、完全なセーフのタイミングかと思いきや、二塁球審のジャッジはアウト。そこで、西武の辻監督が今季から始まったリクエストを要求し、リプレー検証の結果、セーフになりました。

 その後、ロシアW杯の「ドイツvs韓国」をテレビ観戦していると、韓国のゴールに関してラインズマンは旗を上げてオフサイドの判定。こちらも、今回の大会から始まったVARによるビデオ判定が行われ、ゴールとなりました。

 個人的な意見として、当初はこうした「機械の目」はやりすぎると、スポーツがつまらなくなるんじゃないかと心配していたのですが、あまりにも誤審が多すぎる気がします。もちろん、審判の方々も一生懸命やっていると思いますし、人間の目には限界があります。ですが、一番いけないのは、「あとでビデオで確認できるからいいや」と一つ一つのジャッジが雑になること。判定が覆ることが多い審判には、指導を徹底するなど、危機感を持っていただきたいなと、スポーツファンは思っています。

 こうした“機械の目”は馬券の世界にも進出しています。競馬ソフトやAI予想など、人間をはるかに凌駕する膨大な量のデータを記憶しています。いつかAI予想に乗っかっていればいい、なんて日が来てしまうのでしょうか。

 ということで今回は、「機械的大作戦」でCBC賞を予想したいと思います。このレース、過去5年の勝ち馬はすべて距離短縮組。今回、距離を短縮して臨むのが、コウエイタケル、ダイメイフジ、トーキングドラム、トウショウピストの4頭。もう機械的に、この馬たちを重視します。

 この中から、モズアスコットを破ったダイメイフジ……といきたいところですが、本命はコウエイタケル。これまで距離短縮の成績は、[2・2・2・6]。着外の6回も、4・5・12・4・6・6と、そこまで負けていない、いわば“短縮の鬼”。1200→1400→1600ときて、満を持しての短縮は、いかにも走りそうな臨戦過程。内枠を取って、すんなり先行できれば、波乱の立役者となってくれそう。

 対抗には同じく短縮組からトウショウピスト。前走は、タイメイフジからわずか0.1秒差の5着。それでいて人気が落ち着けば、妙味は十分です。不振が続いていましたが、ようやくスランプ脱出の兆しを見せましたし、狙いたいところ。

 ▲はフミノムーンを抜擢します。3走連続で馬券には絡んでいないものの、上がり最速。久々の左回りですがNHKマイルCでは7着、ファルコンSでは4着と、なんで出走してこないのか不思議なくらい。中京1200メートルなんて合うに決まっています。激走に期待したいところです。

 以上、穴3頭で勝負! ドイツが負けたくらい荒れろ荒れろ~!

 ラジオNIKKEI賞のほうは、未知の実力に賭けたい! のですが、フィエールマンは過剰人気気味で、買いたくありません。ならば、古馬混合500万を勝った2頭を要チェックです。まずは◎キューグレーダー。4戦走って、連対を外したことなし!

 そして、○はグレンガリー。ニシノアモーレ、ユウチェンジ、サンシロウという骨っぽい相手に完勝。もしかしたら相当強いかも!?

 どちらも前走はルメール騎手ですか。機械的にルメール騎手を買っていればいいのかもしれませんね……。

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