松坂桃李に二宮和也、有名人の“オーラなさすぎ”赤っ恥エピソード

　テレビドラマや映画などで、存在感をいかんなく発揮する人気俳優たち。だが、そんな彼らの中には、カメラの前以外では“オーラ”がまったくと言っていいほどなく、街中を歩いていても存在を気づかれない者がいるという。芸能界の隠れた地味メンを探してみた。

　まず初めに紹介するのは、俳優としても活躍する嵐の二宮和也。２０１８年６月３０日放送の『ニノさん　赤面！　自分クイズ～人気芸能人の過去を二宮がほじくり倒しましたＳＰ』（日本テレビ系）に出演した二宮によると、美容室に行く途中、街を歩いていたら「すみません！」と声をかけられたんだとか。振り向いたところ、『１億人の大質問!?　笑ってコラえて！』（同局系）の街頭インタビューだったという。国民的アイドルにもかかわらず、『笑ってコラえて！』のスタッフが二宮だとまったく気づかなかったことに、スタジオから「えーっ！」と驚きの声があがると、二宮は「この番組のドッキリじゃないの？」と番組スタッフを疑い、スタジオの笑いを誘っていた。

　意外かもしれないが、テレビドラマや映画に引っ張りだこの松坂桃李もオーラがない俳優の一人。１５年１月２２日放送の『櫻井有吉アブナイ夜会』（ＴＢＳ系）に出演した松坂によると、普段着にフリースを愛用するなど地味な私生活を送っているそうで、マネージャーからも「タレントオーラがゼロ」だと言われてしまうほどだとか。そんな松坂は休日に漫画喫茶や渋谷のＴＳＵＴＡＹＡによく行くそうだが、周囲からはまったく気づかれないらしく、「（ＴＳＵＴＡＹＡでは）一日中ずっと、下の階から（上の階まで）回っています。けっこう楽しいですよ」と芸能人らしからぬプライベートを明かしていた。

　オーラがないといえば、俳優の堺雅人も忘れてはならない。１３年１１月１２日、母校の早稲田大学で開かれたドラマ『リーガルハイ』（フジテレビ系）のトークイベントに出席した堺は、学生時代について「よく酔っ払って、植え込みで寝ていた」と語るなど、当時を懐かしんだ。そんな堺はイベント前、早大生に人気の老舗ラーメン店「メルシー」を訪れ、もやしそばを注文。オーラがないからなのか、周囲からまったく気づかれなかったという堺は、誰にも邪魔されることなくもやしそばの味を堪能したそうで、学生気分を満喫できたと満面の笑みを浮かべていた。

　俳優である以上、プライベートでは地味でも、映画のスクリーンやテレビの中で輝いていれば、それで十分と言える。むしろ周りに気づかれないほうが、ふだん遊びに行くときは便利かも!?