夏休みは要注意?「虫」にまつわる雑学クイズの画像
夏休みは要注意?「虫」にまつわる雑学クイズの画像

 子どもの頃、夏休みに昆虫採集をした思い出がある人は多いでしょう。そんなわけで、今回は、この季節にちなみ、「虫」をテーマとします。(出題/小泉珍事郎)

【Q1】最も多くの人を死に至らせた昆虫は何?

 ダイバーがサメに襲われた、クマが民家を襲撃した、コブラの毒で人が絶命した……。人間が動物に襲われて死亡したというニュースを、ときどき耳にします。

 しかし、これまで最も多くの人間を死に至らしめている生物は、人食いザメでも、猛獣でも、毒蛇でもありません。統計的に、それはなんと、私たちの極めて身近にいる昆虫なのです。さて、これまでに約72万人以上を死に導いたとされる昆虫は、次のどれ?

  • (1)ハエ
  • (2)ハチ
  • (3)カ

【Q2】ゴキブリ早食い大会優勝者の仰天事情は?

 2012年10月、米国フロリダ州で、爬虫類販売店主催の「虫の早食いコンテスト」が開かれました。この大会には、なんともショッキングな結末が待っていました。生のゴキブリを30匹食べて優勝したエドワード・アーチボルドさん(32)が、直後に倒れ、死んでしまったのです。ゴキブリ自体に毒性はないとされ、それを食べた他の人たちは無事でした。

 しかし、アーチボルドさんには、他のメンバーとは違う事情がありました。当初は、そのことが直接的に死につながったとも考えられました。さて、それはいったい、どんなことでしょう?

  • (1)訓練のため、半月前からゴキブリしか食べておらず、栄養失調だった
  • (2)ゴキブリを強いウォッカで流し込んでいた
  • (3)事前に、ミミズとヤスデの早食いもやっていた
●A答え ■Q1=3【解説】蚊はマラリア、デング熱などの感染症の媒介になるからです。 ■Q2=3【解説】同大会でゴキブリの前にミミズ約30匹、ヤスデ約100匹も食べており、ヤスデの有毒な体液が死につながったとも考えられました。検視の結果、実際は胃の内容物の誤嚥による窒息死だと発表されました。

あわせて読む:
・藤田ニコルは「感覚ヤバイ」!? 嬉しそうに虫を食べる姿に衝撃