9月3日、月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)の第9話が放送された。前シリーズの主人公である桜木泉(上戸彩/32)が、ようやく登場したものの、次週が最終回ということに、視聴者から不満の声が上がったようだ。
同ドラマは、井沢範人(沢村一樹/51)がリーダーを務める「未然犯罪捜査班」の活躍を描く物語。通称“ミハン”と呼ばれる同組織は、犯罪を未然に防ぐ捜査チームで、ビッグデータとAIを活用した“ミハンシステム”が割り出す危険人物をマークしていた。
今回“ミハンシステム”は、“SP”と呼ばれる警護課の石塚辰也(高橋努/40)を危険人物としてリストアップ。警護課のエースであり、有能な警察官である石塚の名前が危険人物として挙がったことに、ミハンのメンバーは動揺を隠せなかった。
さらに、石塚が映った防犯カメラの映像を見ていた山内徹(横山裕/37)は、その映像内に桜木(上戸)らしき女性の姿が映っているのを見つけた。
桜木は前シリーズまでの主人公だが、今作の第1話で彼女のものと思われる遺体がベトナムで発見され、地元警察がDNA鑑定を行った結果、桜木と一致していた。
そして、今回のラストで誘拐ビジネスを手がけるグループに山内(横山)が拉致されてしまう。窮地に陥った山内のもとに突如現れ、犯罪者グループを制圧したのが、死んだと思われていた桜木だった。
満を持して桜木泉が登場したが、次回が最終回というタイミングに、視聴者は複雑な気持ちを抱いたようだ。ネットでは「上戸彩ちゃん生きてたの分かったのに、あと1話しかないの?」「やっと上戸彩出てきたと思ったら来週最終回……」「桜木が生きてたって希望だけ持たせて、次はもう最終回なんて」「やっと出たのに、次で終わりとか」など、桜木の出番が少ないことにガッカリする意見が多く見られた。
「同ドラマは、2010年、11年に放送された『絶対零度』シリーズの最新作で、過去2作ともに、上戸彩が主演を務めました。ずっと同シリーズを応援してきたファンは、上戸の活躍が見たいという意見が根強く、今作の主人公が沢村一樹に決まったときも落胆する人が続出しました。それだけに、今作の桜木の登場は“遅すぎる”という印象を与えてしまったのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)――最終回の上戸彩の活躍を見届けよう!